7年以上香港に住んだ外国人が通常得られる永住権が家政婦に与えられないのは違法だとして、1980年代から香港に住むフィリピン人家政婦が香港政府を相手に永住権を求めた訴訟について、香港の裁判所は30日、家政婦側勝訴の判決を下したと発表した。香港メディアが伝えた。 人口約700万人の香港には東南アジアからの出稼ぎ家政婦が約30万人おり、このうち10万人余りは7年以上滞在しているとみられる。判決が確定すればこうした家政婦にも永住権が認められる。 訴訟をめぐっては、家政婦への待遇は差別との批判がある一方、訴えが認められれば家族呼び寄せなどで人口が約50万人増え、失業率が高まるなどの警戒論もあり、議論を呼んでいた(共同)
【広州=小林哲】香港の国会にあたる立法会(定数60)の民主派議員5人が29日、政府が昨年11月に発表した選挙制度改革案が不十分として集団辞職した。4月以降に予定される補欠選挙を「住民投票」と位置づけ、直接選挙の是非を問う構えだ。 議会で多数を占める親中派は、補選に対立候補を擁立しない方針を検討するなど混乱が深まっている。 香港議会は、中央政府寄りの親中派37人に対し、民主派が23人を占める。このうち民主派の公民党と社会民主連線(社民連)の5議員が26日に辞職届を提出していた。民主派最大勢力の民主党(議員9人)は同調しなかった。 民主派は、親中派に有利とされる間接選挙で選ばれる政府トップの行政長官と、定員の半数が職能団体から選ばれる立法会議員の選挙制度を見直し、全面的な直接選挙の導入を求めている。 だが、中央の全国人民代表大会(全人代)は2007年、直接選挙の早期導入を否決。昨年11
大麻成分を含んだたばこを所持したとして、警視庁渋谷署は大麻取締法違反(所持)の現行犯で、カナダ国籍の男性歌手、ケルビン・クワン容疑者(25)と、一緒にいた英国籍の女性歌手、ジル・ビダル容疑者(26)を逮捕した。同署によると、クワン容疑者は「もらったたばこを香港から持ってきた」と容疑を認めているが、ビダル容疑者は「たばこは男のものだ」と否認している。 同署の調べによると、両容疑者は2月24日午前0時40分ごろ、東京都渋谷区道玄坂で、大麻成分を含んだ巻きたばこ1本を所持していた疑いがもたれている。 量販店から「万引をしようとした外国人の男女を取り押さえた」と通報があり、駆けつけた同署員がクワン容疑者の所持品から大麻たばこを発見した。 両容疑者は香港で歌手として活動しており、ともに数枚のCDを出している。2月20日に観光目的で来日していたという。
ジンバブエのムガベ大統領夫妻が購入したとされる香港の邸宅の正門。自然保護区の一角にあるが、駅からは車で約5分と近い=香港・大埔、奥寺写す 【香港=奥寺淳】アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(84)夫妻が、香港で4千万香港ドル(約4億8千万円)の豪邸をひそかに購入していたと、英紙サンデー・タイムズなどが伝えた。ムガベ大統領の独裁政権の失政で、ジンバブエのインフレ率は昨年7月の時点で年率2億3千万%に達し、食糧不足やコレラも広がる中での行為に批判が集まりそうだ。 大統領夫妻が取得した豪邸は、映画スターのジャッキー・チェンさんと香港の不動産会社が共同開発した高級住宅街「JCキャスル」の中にある。夫妻が取得した3階建ての独立棟は面積は350平方メートル前後で、ジムやプールも完備。香港・九竜半島北東部の緑に囲まれた閑静な住宅地にあり、アフリカ系とみられる長身の男性が周辺を常に警戒している。
香港の街でワインや日本酒などのアルコールを楽しむ人の数が急速に増えている。2年前まで80%と飛び抜けて高かった酒税が今年2月、完全撤廃されたからだ。 懐の負担が減れば、勢い酒は進むというもの。だが大胆な酒税撤廃の真の狙いは、単なる自国市場の拡大ではない。ワイン消費量が急増するアジアで、ワインの貿易・流通のハブとしての地位獲得を目指しているのだ。 香港は関税がかからないフリーポート。酒税撤廃によって「ワインに輸入関税も付加価値税も課されない唯一の主要経済域になった」(レイモンド・イップ香港貿易発展局副総裁)。 現在のアジアのワイン消費量は全世界の11%を占めるにすぎず、欧州、米国に比べると未成熟な市場だが、成長ポテンシャルは高く、香港貿易発展局の予測では、今後世界のワイン消費量の伸びが1%にとどまるなか、アジアは毎年10%成長するという。2017年には消費量が27億米ドル規模となり、米
インターネット上に数百枚のプライベート写真が流出、香港や中国などで大きな話題になっていることをめぐり、香港の人気俳優エディソン・チャンさんが21日、香港で記者会見、写真は自分が撮ったものであることを認め、社会を騒がせたとして謝罪、責任を取って「芸能界から引退する」と述べた。 1月末からネットに登場した写真にはチャンさんと女優らのわいせつな画像が大量に含まれており、香港警察がチャンさん個人のコンピューターから盗まれたとみて捜査中。政府のネット規制を強めようとする動きに、市民が反発するなど社会問題に発展している。 チャンさんは日本のコミックを実写映画化した「頭文字〈イニシャル〉D THE MOVIE」や「インファナル・アフェア」などに出演、日本でも人気がある。(共同)
香港ではもはや恒例の風景が、見られなくなるかもしれない。 日曜日ともなれば、メイドなど出稼ぎに来ているフィリピン人女性たちが日がな一日、路上で会話に明け暮れている。本国に少しでも多くの額を送金しようと、倹約するため食事もレストランに行かず路上で食べている人も多い。 しかし、香港ドルの低迷で、そうしたけなげな努力も徒労に終わりかねない。もはや彼女たちは、香港以外の地域に出稼ぎの場所を求め始めるかもしれない。 1年で15%近い下落 香港ドルの対フィリピン・ペソのレートはこの1年で、6.4ペソから5.4ペソにおよそ15%近く下落した。若いフィリピン人労働者は基準賃金の3480香港ドル(約5万円)の月給から、母国に仕送りしている中で、15%の値下がりはきつい。こうした状況に改善が見られなければ、ほかの通貨の強い国に働き場所を移そうと考えても不思議ではない。 2月13日の香港サウスチャイナ・モーニン
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