VIA BLOOMBERG NEWS ポスト小泉を決めた2006年の党総裁選も3人が世襲だった 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)は石原伸晃幹事長、石破茂前政調会長、安倍晋三元首相、町村信孝元官房長官、林芳正政調会長代理の世襲議員5人による争いとなりそうだ。 5候補はそれぞれ、石原慎太郎元運輸相・現東京都知事、石破二朗元参院議員、安倍晋太郎元外相、町村金五元参院議員、林義郎蔵相の後継者。候補者が5人の乱立は2008年以来だが、この時は世襲議員が3人だった。5人が5人とも世襲というのは極めて珍しいケースではないか。 石原氏の場合、父親の石原慎太郎都知事が衆院議員時代だった時の地盤は弟の宏高氏が受け継いでいることから厳密な意味での世襲議員には該当しない。しかし、伸晃氏が1990年に初当選した前年の党総裁選に出馬した衆院議員時代の慎太郎氏から「石原ブランド」の恩恵を受けており「世襲議員と分