2008年のリーマンショック以降、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)と呼ばれる存在が注目を集めている。金銭的利益よりも、社会貢献や仕事の満足度を追求する。米国で広がった動きは日本にも波及、年々そのうねりは大きくなっている。一見、資本システムのアンチテーゼのような存在として見られがちだが、企業にとっても社会起業家は今後欠かせない存在になる可能性がある。NPO法人(特定非営利活動法人)とは企業にとってどのような存在になるのか。社会起業家、TABLE FOR TWO International(テーブル・フォー・ツー・インターナショナル)の小暮真久代表に聞いた。 (聞き手は蛯谷 敏=日経ビジネス) 企業にとってのNPO法人というのは、実情はどうでしょうか。 小暮:社会貢献という観点から企業がNPO法人との関係に力を入れる傾向は昔からありましたが、特にその企業数が増えていると思います。興味
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