平田信容疑者と斎藤明美容疑者が暮らしていたマンションの部屋から、押収物を入れた段ボール箱を運び出す警視庁の捜査員ら=11日午前0時56分、大阪府東大阪市(頼光和弘撮影) 「平田は大阪にいたんだろう?」。一週間前、新年の社員大会で顔を合わせた東京の上司が言った。「可能性はありますね」。あいまいに答えたが、ズバリだった。オウム真理教元幹部、平田信(まこと)容疑者はやはり、17年近い逃亡生活の大半を元女性信者と大阪に潜伏していたらしい。 ▼呼称を略すが、日本赤軍のリーダーだった重信房子は高槻市内で逮捕された。英国女性リンゼイさんを殺害した市橋達也は整形手術をして茨木市の建設会社に住み込んでいた。推理作家チェスタトンは名探偵ブラウン神父にこう語らせている。「賢い人は木の葉をどこに隠す? 森の中だ」。身を隠すなら人の中…。 ▼「秋深き隣は何をする人ぞ」と芭蕉は詠んだが、現代は誰も「隣は何を」と気にか
あちこちがシュリンクして、ふくらむのは社会保障費ばかりのこの国では、年明けも消費増税、消費増税――。今朝(2012年1月10日)の朝ズバッ!は、さらに負担増続々の予定とのありがたい話題を取り上げていた。 こうしたニュースはこの番組でも連日のように流しているが、世間的な盛り上がりはどうなんだろうか。国会にデモが押し寄せたとかいう話も聞かない。老人の老人による老人のための政治について、あるとき、若者とは言えない年代の番組コメンテイターが「若者よ、もっと怒れ」的なススメを言っていたが、若者は「韓流ごり推し」とかのほうが大事である。 みのもんた「自分たちは削らず、取ることばっかし考えてる」 朝ズバッ!司会者で、若者とは到底言えない年代のみのもんたは怒っていた。議員定数の削減もやらず、ぬくぬくとボーナスなどもらっていて、我々庶民には増税だ!? 冗談じゃない!といういつもの言辞である。 「いまみたいな
改革には痛みを伴うというが、大阪では本当に流血の事態を迎えるかもしれない。橋下徹・大阪市長が唱える教育改革に真っ向から抵抗を続ける学校教師たちは、3月の卒業式での「君が代斉唱時の起立」阻止に向け、実力行使も辞さない姿勢を露わにし始めている。 松井一郎・大阪府知事は、就任会見で教育基本条例案の早期成立を明言している。2月に条例案が府議会と市議会に提出されれば、「効果」がまず最初に試されるのは、その1か月後に控える府立校の卒業式だ。そこで一部の教員による実力行使が起きる気運は高まっている。 「大阪市教委は式典での国歌斉唱にピアノ伴奏を強制しており、それに悩む音楽教師が多い。そんな中で条例が成立すれば、教師たちは恐怖に怯え、さらに精神的な圧迫が強まることになる」(『日の丸・君が代』強制反対ホットライン大阪・井前弘幸氏) 文科省調査によれば、2009年度中にうつ病などの精神疾患で休職した教員は全国
重度の障害のためほぼ寝たきりの長女(62)の首を絞めて殺害したとして、奈良県警は11日、殺人容疑で同県生駒市鹿ノ台北の無職、西井とし子容疑者(85)を逮捕した。捜査1課によると、とし子容疑者は「娘の介護に疲れ首を絞めた」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は11日未明、自宅寝室で、長女の三恵さんの首を絞めて殺害したとしている。同課によると、三恵さんは幼いころから脳性まひとみられる重度の身体障害のためほぼ寝たきりの状態だった。とし子容疑者は長女と2人暮らしで介護を続けており、とし子容疑者も外出時には車いすを使用していたという。 同日午前9時20分ごろにデイサービスの職員が自宅を訪問した際、ベッドの上で死亡している三恵さんを発見。そばにいたとし子容疑者が首を絞めたことを認めたという。
米オクラホマ州で、生まれたばかりの息子と2人暮らしの18歳の母親が、自宅に侵入してきた男を射殺した。「撃ってもよいか」「赤ちゃんを守るため、すべきことをして」-。母親は直前、911番(日本の110番に相当)の通信指令係との間で、こうした会話を交わしており、同情を誘った。この事件で殺人罪に問われるのは誰か。 米メディアによると、オクラホマ州での事件は大みそかに起きた。オクラホマシティー郊外ブランチャードに住むサラ・マッキンリーさん(18)は、生後3カ月の息子と2人暮らし。夫は肺がんを患い、クリスマスの日に亡くなったばかりだった。葬儀で顔を見知ったジャスティン・マーティンさん(24)が訪ねてきて、自宅内に入れるよう要求した。18歳母親が発砲 危険を感じたマッキンリーさんは玄関ドアをソファでふさぎ、散弾銃と拳銃を用意して、マーティンさんを待ち構えた。赤ちゃんの口に哺乳瓶をふくませると、911番を
「不動産と心中するつもりだろうか?」 不動産投資はからくりに満ちている。儲かるように見せかけることができるので、騙される人が後を絶たない。例えば、不動産投資のキャッシュフローは、誰でも初年度が最も儲かる。しかし、いずれマイナスになり、ローン返済に困るようになる。売りたくてもローン元本を上回らなければ売れない。そうなってからでは遅い。儲かっていないとは誰にも言えずに、時限爆弾が時を刻み始める。 しかし、この世界は騙される方が悪い。なぜなら、不動産投資はいつ終わるか分からない「ババ抜き」をやっているようなものだからだ。高く売り抜けたら、このゲームを終えることができる。最後にババを手元に残した人が大損して、最悪は自己破産することになる。相当な数の人が不動産投資をやっているので、これから自己破産者が続出することになる。そのXデーはいつ来るか分からないが、必ずやって来る。 私は不動産投資はやらない。
貧困層の生活改善を支援する国際協力機構(JICA)の調査事業に、北九州市と東レ(東京)などが共同提案したインドネシアでの飲料水供給事業が採択される見通しとなった。 途上国の貧困層を対象にした「BOPビジネス」でJICAの調査事業に採択されるのは、国内の自治体で初めてという。同市の北橋健治市長が、11日の定例記者会見で明らかにした。 BOPは「Base of the Pyramid(ピラミッドの底)」の略で貧困層の意味。インドネシア中南部のスンバワ島で、太陽光発電を電源にして小型浄水装置の膜処理で井戸水から塩分を取り除き、飲料水として供給する事業で、今月中旬に正式に採択される見通し。 島では水道や電気などが整備されておらず、地下水をくみ上げて使っているが、有害物質が含まれている可能性があるという。
内田樹「呪いの時代に」~異常なまでに攻撃的な人が増えていませんか 他人を誹謗中傷する人、憎悪と嫉妬を撒き散らす人 自己の正当性ばかりをやたら主張する。他人の揚げ足を取っては喜ぶ。他者の痛みに思いが至らず、幼稚な論理を振り回す。気持ち悪い、変な人間がこの国を跋扈している。あなたの周囲にもいますよね。 呪いをかける人たち 現代日本社会は「呪い」の言葉が巷間に溢れ返っています。さまざまなメディアで、攻撃的な言葉が節度なく吐き散らされている。 現実に、ネット掲示板に「死ね」と書かれ、それにショックを受けて自殺する人たちがいる。これを「呪殺」と呼ばずにどう呼べばいいのでしょう。 中世までの日本人は、呪いの実効性を信じていました。実際に呪いや祟りで人は死に、それに対する呪鎮の技法も存在した。現代人は、呪いなどというものは存在しないと思っています。でも、私たちの社会でもやはり呪いは活発に機能しています。
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橋下徹 @hashimoto_lo さてひと段落したので、今日も役立たず大学教授批判とでもいきますか。うっとおしければこの間、フォロー外して下さいね!北海道の中島とかいう大学教員がどうしようもない役立たずであることは、これまで少しは述べたけど、さらに追加。この大学教員、大阪まで来てコメンテーターで小金を稼いでいる。 橋下徹 @hashimoto_lo ところがそのコメントが全く振るわない。府知事・市長のダブル選挙前に、大阪都構想について大阪市の区割案を示さないのは逃げている!と叫んでいたけど、この人の学問的想像性のなさには目まいがしました。大阪都構想は今ガンガン進んでいます。大阪府と大阪市の決定機関を事実上一つにした。
アメリカには成人式というものがありません。18才で法的に成人する若者に、社会全体で期待をしたり説教をしたりという習慣はないのです。成人式的なメリハリは宗教が担っているという理由もありますが、もしかしたら世代ごとに世界観の論争をしたり、反抗と抑圧の抗争をしたりというカルチャーが弱いからかもしれません。そもそも核家族イデオロギーが機能する中で親子が比較的仲が良いということもあると思います。それがアメリカの強さと弱さを輪郭づけています。 そんなアメリカとの比較で言えば、日本から聞こえてきた成人式の日の「今の若者に尾崎豊のような反抗を期待」するという朝日新聞の社説と、その社説を批判した常見陽平氏の『「成人式はバカと暇人のもの」若者に「尾崎豊」を強制するのはやめなさい』というアゴラの記事を巡る論争は大変に興味深く思えました。 尾崎豊と言えば、校内暴力の時代の「反抗カルチャー」の象徴とされています。常
大阪市の橋下徹市長は11日の市議会一般質問で、市立小中学校の道徳教育の内容を監視する第三者機関を設ける考えを明らかにした。 橋下市長は「道徳教育は中身が問題。現場に任せて、君が代を立って歌うことにぐじゃぐじゃ言われる教育をやられたらたまったもんじゃない」と、国歌を起立斉唱しない教職員を問題視したうえで、「第三者機関をつくって監視してもらいたい」と述べた。 橋下市長が大阪府知事を務めていた昨年6月には、代表を務める地域政党・大阪維新の会府議団が提案した、教職員に国歌の起立斉唱を義務付ける府条例案が可決・成立している。 橋下市長は、今後統廃合する市立小学校の跡地に私立学校を誘致する方針も表明。合わせて、市の職員労組を対象に、庁舎内や勤務時間中の政治活動などについて実態調査に乗り出す考えを改めて示した。
(2012年1月10日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 「古きものが消え去り、新しきものが生まれ得ぬ。そのような空白期間には、様々な病的な症状が現れる」――。これはイタリアの共産主義者アントニオ・グラムシの『獄中ノート』からの抜粋で、筆者が大学生だった1980年代にマルクス主義者の学生たちが好んだ言葉の1つだ。 当時の筆者は、これを尊大なナンセンスだと感じていた。だがイデオロギーが混乱している今の時代には、グラムシの考察は確かに心に響く。 市場は前進し続けるという、かつての確信は崩れつつある。しかし、グラムシが有名にした概念を用いるなら、思想の潮流において「ヘゲモニー(覇権)」を確立した新理論もない。しかし一部の思潮は、ここへ来て勢力を拡大しつつある。 台頭する4つの大きな潮流 筆者が特定可能な中で最も顕著な新しい潮流は、非常に大雑把に言うと、右派のポピュリスト、社会民主主義のケインズ派
半導体業界には、様々なヒエラルキーがある。シリコンウエハ上に集積回路を形成する「前工程」においては、4番エースが「リソグラフィ」技術、3番サードが「ドライエッチング」技術で、9番ライト(または補欠)が「洗浄」技術と思われている。現在、それは間違っており、最も重要で最も技術の難度が高いのは洗浄技術であることを以前の記事で紹介した(「日本半導体を復活させる『4番でエース』技術とは」)。 ところが、いまだにリソグラフィ技術がヒエラルキーの一番上にいると勘違いしている業界人や技術者があきれるほど多い。 確かに装置の価格は最も高い。例えば「ArF液浸」と呼ばれる最先端露光装置は1台50億円を超える。これは、他の装置より1ケタ以上高い。次世代候補の「EUV」リソグラフィ装置においては、100億円を超えると言われている(製品化の目途も経っていないのに)。 また、プラズマを使うドライエッチング技術や成膜技
MRIC by 医療ガバナンス学会 高齢社会の宿痾とでもいうべき心臓疾患で外科手術を余儀なくされる患者は、日本では年間ざっと6万人にのぼる。これらの患者の手術を請け負う病院・施設は、2004年当時、813施設だった(厚生労働省統計)が、その後6年間で100施設以上が新たに開業。 2010年現在、942が心臓血管手術の看板を掲げて乱立している(同省統計)。単純に計算をすると、病院施設1カ所当たりの手術数は年間63件ということになる。 じつは乱立する病院に手を焼いた国は2002年、「冠動脈バイパス手術+人工心肺を使用する手術」が年間100例に満たない施設では、手術料を30%減額するという施設基準を設定したが、そんな締め付けもなんのその、心臓手術の看板を掲げた病院がつぎつぎと新たに開業し続けている。 手術料を3割カットされても心臓手術病院が増え続けるのはなぜか。 考えられる原因は、施設が貧弱であ
(もりのぶ しげき)法学博士。東京財団上席研究員、政府税制調査会専門家委員会特別委員。1973年京都大学法学部卒業後、大蔵省入省、主税局総務課長、東京税関長、2004年プリンストン大学で教鞭をとり、財務省財務総合研究所長を最後に退官。その間大阪大学教授、東京大学客員教授。主な著書に、『日本の税制 何が問題か』(岩波書店)『どうなる?どうする!共通番号』(共著、日本経済新聞出版社)『給付つき税額控除』(共著、中央経済社)『抜本的税制改革と消費税』(大蔵財務協会)『日本が生まれ変わる税制改革』(中公新書)など。 森信茂樹の目覚めよ!納税者 税と社会保障の一体改革は、政治の大テーマとなりつつある。そもそも税・社会保障の形は、国のかたちそのものである。財務省出身で税理論、実務ともに知り抜いた筆者が、独自の視点で、財政、税制、それに関わる政治の動きを、批判的・建設的に評論し、政策提言を行う。 バック
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