東京都内を歩いていると、よく目に付くタピオカドリンクの専門店(以下、タピオカ店)。ブームになってから2年くらい経つ今も、次々と新しい店がオープンしています。 【ランキング】タピオカの次は「チーズティー」? 人気店の調査結果を見る! しかしブームはいずれ終わるもの。そこで「今からタピオカ店を始めて成功するのか?」という素朴な疑問について、筆者(日沖健。日沖コンサルティング事務所代表)がお答えします。 まず、タピオカ店が儲かるのかどうか試算します。ある起業家が都内の駅前に5坪のタピオカ店を開店したとします。 店舗を借りる敷金、内装、会社設立、パート募集など、初期費用として300万円かかったとします。売れる・売れないに関係なく、固定的にかかる費用は月額75万円です。その内訳は、 ・店舗の賃借料:15万円 ・調理設備、機器、レジなどのレンタル料:6万円 ・アルバイト(常時4人)の人件費:40万円