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2013年11月24日のブックマーク (3件)

  • 小ネタ付き ひとり通史の おもしろさ 『天才と異才の日本科学史』 - HONZ

    かの歴史家アーノルド・トインビーは、単独で通史を書くことの意義を語っている。というか、語っている、という話を聞いたことがある。通史となると、膨大な資料からなるのであるから、詳しさや正しさにおいて、一人で書くと不十分にならざるをえないかもしれない。それでも、通史にはおもしろさがある。 このほど、そのおもしろさが抜きんでているはそうないだろう。まず、登場人物のとりあげ方である。近代的な意味での日の科学史となると、当然、明治時代に始まるということになる。そこで、冒頭、いきなり出てくるのは福沢諭吉だ。つぎが夏目漱石。もちろん漱石の科学についてではなくて、漱石とロンドンで親しく過ごした池田菊苗と、第五高等学校時代の教え子、寺田寅彦の話へと移っていく。これだけで著者の抜群のセンスがわかろうというものだ。わからん人にはわからんだろうが…。 そして第一章の目玉は北里柴三郎。日が産んだ最高の生物学者

    小ネタ付き ひとり通史の おもしろさ 『天才と異才の日本科学史』 - HONZ
  • 金融緩和と摘芽型財政の帰結 - 経済を良くするって、どうすれば

    欧州や米国は「日化」するのかと、問われれば、イエスだ。また、サマーズが「高所得国の経済は、需要の慢性的な低迷と遅い経済成長の体質にあり、バブルがなければ成長しない」と懸念しているが、こちらもイエスだ。なぜなら、そうなるような経済運営をしているからであり、それは日が過去にしてきたことである。 ……… 欧米のディスインフレの原因は何かとを考えると難しいが、「強力な金融緩和をしておきながら、成長を低迷させ続ける方法として何があるか」に角度を変えるなら、答えは容易に見つかる。金融緩和に緊縮財政を組み合わせれば、そうなるのは明白だからだ。欧米ともに、それを試みているのだから、結果は当然のように思える。 むろん、こうした経済運営は、「緊縮財政は景気に良い」というドグマに支配されているためである。「設備投資は低金利で伸びる、緊縮財政は金利を下げる、よって、緊縮財政は設備投資を伸ばす」という三段論法が

    金融緩和と摘芽型財政の帰結 - 経済を良くするって、どうすれば
    okikeiji
    okikeiji 2013/11/24
     異次元理論
  • 財務省が語らない「借金」問題(ドクターZ) @moneygendai

    財務省の最新の発表によると、「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」が1011兆円を突破した。メディアは「国の借金」が過去最大額になったと騒ぎ立てている。しかし、実はこれ以外にも政府からは様々な種類の「国の借金」が発表されていることはあまり注目されていない。 「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」は、財務省理財局が公表している数字だが、同じ財務省主計局からは「国及び地方の長期債務残高」、内閣府からは「国と地方の公債等残高」、「一般政府総債務」が公表されている。 '12年3月末の実績数字はそれぞれ960兆円、895兆円、850兆円、1097兆円と数字も違っている。それぞれがバラバラな定義になっているためだ。 たとえば財務省理財局発表の数字は、普通国債670兆円、財投債111兆円、借入金等62兆円、政府短期証券117兆円を合計して960兆円となる。一方で主計局の数字は、普通国債670兆円

    財務省が語らない「借金」問題(ドクターZ) @moneygendai