2009年4月20日 過去最大の追加経済対策を15兆4000億円の財源 政府は、2009年4月10日に追加経済対策を決定し、その総事業費は56兆8000億円、財政支出は過去最大の15兆4000億円と発表した。これは、2009年のGDPの規模を2%押し上げる効果があるとされ、大方の見方は「規模としてはまあまあ」のようだ。 しかし、その中身となると、目玉が、エコカーの購入補助金、省エネ家電購入にポイント給付、3万6000円の子育て応援特別手当、ワークシェアリングに取り組む企業に助成金……などで、「総花的バラ撒き」の感は否めない。 結局、先に規模がありきで、なにをやるべきかが後になった(というより、わからなかった)から、このようなことになったのだろう。 それは、ともかくとしても、ここでの大問題は、この追加経済対策の財源resourcesのほとんどが新規国債だということだ。その額は、なんと10.8