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ブックマーク / www.study-mirai.org (1)

  • 未来経済研究室-資本主義はどこへ向かうのか

    2009年、金融危機の影響が一段と広がるなか、世界の経済と資主義の在り方は歴史的な転換点を迎えようとしている。直接の契機と位置付けられる前年来の金融危機自体は、米国のサブプライム問題という局所的な障害の帰結に過ぎない。しかし、その問題が世界的な危機にまでエスカレートしてきたという現実をとらえて、金融ビジネスの膨張と暴走だけにとどまらず、それを許してきた従来の資主義の在り方や経済発展の様式に対してまで、非難と反省が高まってきている。現状に対する非難の高まりは、個人や企業の行動パターンと各国政府の政策運営の変化を通じて、世界の経済システム全体の大幅な変容にもつながる。稿では、金融危機から脱却した後の世界の行方を見据えるために、これから想定される経済と資主義の変容の方向性を描き出してみたい。 1.「市場の時代」の潮流 これからの変化を考えるうえでは、現在の経済の何が問題であるのか、また、

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