ユニリーバ傘下の独食品会社クノールは、人気商品「Zigeuner(ジプシー)ソース」の名称を「ハンガリー風パプリカソース」に変更すると明らかにした。名称が侮辱的との抗議を受けた。写真はユニリーバのロゴ。2018年8月撮影(2018年 ロイター/Piroschka van de Wouw) [ベルリン 16日 ロイター] - 日用品大手ユニリーバ[ULVR.L]傘下の独食品会社クノールは、人気商品「Zigeuner(ジプシー)ソース」の名称を「ハンガリー風パプリカソース」に変更すると明らかにした。名称が侮辱的との抗議を受けたもの。 一連の反人種差別の動きに伴い、ほかにもアイスクリームの「エスキモーパイ」やパンケーキミックスの「ジェミマおばさん」など、商品名変更の波が生まれている。 ユニリーバも6月、「フェア」など美白に関する単語を商品名から削除するなどの措置を取っている。 独ウエルト紙日曜版