※ p→qの真偽は,上の表のようにp,qの各々の真偽値の組合せによって決まる. ※ これに対して,「つねにp→qが成り立つ」,「すべての場合についてp→qが成り立つ」という命題も単に「p→q」と表され,その真偽を問うこともできます. 「つねにp→qが成り立つ」という命題は上の表においてBの欄がないとき(起らないとき),すなわち右図のように「(pであってかつqでないもの)」が存在しないとき(空集合になるとき)に「つねに真」になります. ○ 個別の場合についての真偽を問うているのか,表全体で「つねに真となる」かどうかを問うているのかの2つの場面がある. ■1 【p,qの真偽が定まるときのp→qの真偽】 場合分けして答える. ■2 【つねにp→qが成り立つという命題の真偽】 (pであってかつqでないもの)がなければ真 (pであってかつqでないもの)があれば偽 ○ 上の表が「pならばq」「p→q」