鳥越俊太郎氏がネットやリベラルに幻滅を感じた背景に何があるのか。なぜネット上では保守派ばかりが強くて、リベラルが元気がないのか。ソーシャルメディアを通した情報発信の必要性を訴え続けてきたジャーナリストの津田大介氏に話を聞いた。
![「ネット上の争いでは、リベラルは99%負ける」 津田大介さんが訴える政治運動の姿とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6a20a94844f30d505c5ad7d85887d924df7310a5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c6389aa2400003e034b0475.jpeg%3Fops%3D1200_630)
都内沿岸部人口増加地域在住、俺自営、嫁大手勤務、娘現在8か月。 ええ、認可保育園の第一志望ばっちり受かってやりましたよ。 2年前に開業したばかりで園内は広くてピカピカでトイレまで清潔。食事も美味そうだし保育士さんも感じがいい。園医も常駐なので、ニュースでやってる無認可園での保育事故なんて「どこの途上国の話ですか?」みたいな感じ。 立地はうちのタワマンから地下道通って徒歩1分。毎朝雨にぬれず通園できる。われわれ夫婦の仕事への影響は最小限にとどまる。 ちなみにうちの区は昨年データで待機児童100人以上、今年は未統計だけどもっと増える見込み。 自分たちで言うのもなんだけれど、わが家は比較的激戦区での保活勝ち組である。 だけど結論はやっぱり「日本死ね!」だ。 --- 都内における保活問題はイチから説明すると面倒なので、気になる人は下記あたりを読んで各自で調べてくれ。 『「子育て」という政治 少子化
姓についての制度のあり方は国会で論じ、判断するものだ――。民法の「夫婦同姓」を合憲とした最高裁大法廷の判決は、「選択的夫婦別姓」を含めた議論を国会に促した。15人の裁判官のうち、3人いる女性全員を含む5人は、違憲だとする意見を述べた。だが、この問題に向き合うべき政治の腰は重い。 5人の裁判官は、女性の社会進出などの時代の変化を踏まえて、この規定の問題点を指摘した。 岡部喜代子裁判官は「制定当時は合理性があったが、女性の社会進出は近年著しく進んだ」と指摘。「改姓で個人の特定が困難になる事態が起き、別姓制度の必要性が増している」と述べた。この意見には桜井龍子、鬼丸かおるの2人の女性裁判官も賛同した。桜井氏は旧労働省出身で、官僚時代は旧姓を通称として使用していたが、最高裁判事に就任後、裁判所の決まりに従って戸籍名を使っている。 10人の裁判官による多数意見が「旧姓の通称使用で緩和できる」としたこ
9月15日、午後7時。シニア記者は彼に会うために、ここへきた。 「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs=シールズ)の中心メンバー、奥田愛基(あき)さん。明治学院大学の4年生である。 この日、奥田さんは参院平和安全法制特別委員会の安全保障関連法案に関する中央公聴会に公述人として出席した。 大阪大学大学院法学研究科教授の坂元一哉氏、元最高裁判所判事の濱田邦夫氏、政策研究大学院大学長の白石隆氏、慶応大学名誉教授の小林節氏、名古屋大学名誉教授の松井芳郎氏といった著名な学者、弁護士の列に加えられた奥田さんは、いつもよりかなり畏まっていた。 茶色の髪を黒く染め直し、整髪料でカチッと固めた2ブロック。服装もシールズのロゴが入ったいつものTシャツではなく、濃紺の細身のスーツに白いシャツだった。 奥田さんは民主党の蓮舫議員などの質問を受け、公聴会で堂々と持論を述べた。 「国会前の巨大な群像の中
厚労省が出した年金マンガが不正確な説明をしていた。 厚労省が出した年金マンガが予想以上にひどいと話題に で、マンガ表現への反論はブロガーの記事がわかりやすい。 厚労省の年金漫画が色々ひどかった 僕は何をやるかというと厚労省がマンガの中で間違った説明をしていた「世代間格差」についてだ。 世代間格差とはなんぞ?(経済編)4枚の画像を見せながら話を進めていく。 まず、1枚目。*1 年代別個人金融資産残高比率…つまり、「どの世代がカネを貯めてるか」というグラフだ。 あたりまえだが、若者は少なく老人がいっぱいカネを持ってる。何しろ若者は働いた時間が短く、若い人は自分にもモノにも投資しないといけない。貯金などない。 ただし、差が大きすぎる!日本の資産の6割を60代以上、8割を50代以上がもってる!やれ「年金で養え」「貧しい高齢者の負担を増やすな」とわめいてるが、単純な資産(カネで解決する力)だけで言え
<imgsrc="http://politas.jp/assets/images/article/2014/1112/yamamoto_1.jpg" alt=""> Photo by Ryo FUKAsawa(CC BY 2.0) 新聞やテレビは「選挙」「選挙」と騒いでいるが、若者世代の多くは他人事だと感じているのではないか。それもそのはず、政治家たちは君たちに向かって語りかけていない。なぜか、君たちが投票に行かないからだ。 街を歩いていると、大音量を発する選挙カーとすれ違う。マイクを握るウグイス嬢たちは「皆様の年金を守ります」「高齢世代にやさしい街を作ります」などと叫んでいる。高齢者を見ると必死で手を振り、時には候補者本人が降りて握手を求めに行く。若者相手に、決してそんなことはしない。 理由は単純、高齢者の多くは選挙に行き、若者の多くは選挙に行かないからだ。前回2012年の衆議院総選挙で
消費税率10%への引き上げを判断する時期が迫っている。10月22日には「アベノミクスを成功させる会」の会合が開かれ、会長を務める山本幸三議員が、消費税増税は先送りするべきだと発言した旨が報道される。これまで消費税増税に賛成していた山本議員は、なぜここにきて増税先送りへと考えを改めたのか。今年4月の消費税増税は日本経済にどれだけの影響を与えてきたのか。経済学者・飯田泰之が、山本幸三議員にインタビューを行った。(構成/金子昂) 飯田 消費税増税を断行すべきか、たいへんな議論となっています。その中で山本議員が会長を務められている議員連盟「アベノミクスを成功させる会」の第一回会合が開かれ、出席した多くの議員が増税先送りに賛同したという報道が大きくなされました。議員の出席が45名、代理が37名とのことですので、自民党内でも増税すべきでないと考える議員が増えているということだと思います。 まずお伺いし
ちょっと前にブログでも取り上げた、東京都議会でのセクハラヤジの件、党本部にいわれたからなのか、あるいは声紋分析されたら逃れられないと観念したのか、1人、議員が名乗りでた。 「ヤジ再三否定の果て 都議「真実話す機会逸した」釈明」 (朝日新聞2014年6月24日) なぜ、すぐに名乗らなかったのか。記者会見では「私が発した『早く結婚した方がいいんじゃないか』という発言と、『産めないのか』という発言が一緒になって取り上げられた」と釈明。45分間の会見で15回も、「真実を話す機会を逸した」などと硬い表情で繰り返した。 報道等で見聞する限り、この都議の釈明はいただけない。「誹謗するつもりはなかった」(誹謗でないヤジがあるとでもいうのか)、「早く結婚してほしいと軽い思いで発した」(だとしても議場で言うべきことじゃないだろう)など、およそ本気で謝ってるとは少なくとも私には思えないが、とにかくヤジを投げかけ
フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏が昨年著した『21世紀の資本論』が、欧米で大きな話題となっている。資本主義において、持つ者と持たざる者の格差は、拡大し続けるのが一般的傾向であることを、この本は、過去200年にわたる数値データを用いて論証している。 【“格差社会”アメリカで大注目】 ことにアメリカでの反響は大変なもので、今年3月に英訳が出版されると、700ページ近い大著でありながら、米Amazon.comでは書籍総合ランキング1位を獲得した(5日現在、第3位)。現在、多くのエコノミスト、ジャーナリストが、この本の内容をめぐって論戦を繰り広げているという。 アメリカでは、所得と富の格差は、大きな問題として社会的に認知されている。2011年には大規模なデモが行われ、ウォール街が数ヶ月にわたって人で埋め尽くされることがあった。そのスローガンは、「わたしたちは99%」というものだった。1%が国の
1981年生まれ。服部栄養専門学校卒。料理人として活動する傍ら、2005年、『さよならアメリカ』で群像新人文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。ほかの作品に『月とアルマジロ』(講談社)、『大人ドロップ』(小学館)、『星空の下のひなた。』(光文社)、『ヒマワリのキス』(徳間書店)、『アクアノートとクラゲの涙』(メディアファクトリー)がある。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 我が国が南極海で実施している調査捕鯨について日豪が争った国際裁判で、日本完敗といえる判決が出た。この結果には、僕自身も一人の日本人として、一応のショックを感じている。 はじめに述べておくべきことは、今すぐ鯨食が危機に陥るわけではないということだ。南極海での調査捕鯨は実質、不可能になったが、まだ沿
佐々木俊尚 @sasakitoshinao 保守が右翼に変容しつつある状況。「昔は潔癖症的に正義を要求する左派に対し、国家たるもの汚れを引き受けざるを得ないと説く役割だったはずの保守派が今は日本だけは完全無欠だと叫んでいる」/與那覇潤さんに聞く歴史認識問題 http://t.co/XyLyH9UPOi 2014-02-23 08:17:08 佐々木俊尚 @sasakitoshinao 保守が右翼化している問題では、河野太郎さんのこの指摘も。「外国人を批判してうっ憤を晴らしている排外主義者には保守を名乗っている者もいるが、保守主義とは国際協調を旨とする。排外主義を唱える者は、決して保守主義者ではない」/排外主義者 http://t.co/3ZqcYdE02Q 2014-02-23 08:21:06
政治用語が混乱しています。 「おれは保守だ」と言う人がいれば、「あんなのは本物の保守ではない」と言う人がいます。「日本のリベラルは終わった」と言う人がいれば、「あんなのは本物のリベラルではない」と言う人がいます。 保守、リベラル、右翼、左翼──。 政治的立場を示すこれらの言葉は、論者それぞれが自分独自の定義で使うようになってしまいました。誤解や混乱を避けるため、うかつに使うのをためらうほどです。一度これらの言葉から離れて、政策そのものをベースに政治的立場を整理する必要があるでしょう。 ◆ あなたは「社会」と「個人」のどちらを大切だと考えますか? 有史以来、これは神話や戯曲に繰り返し選ばれてきたテーマです。人は1人では生きていけません。生存には「社会」が必須です。しかし社会の目的が、個人の目的と一致するとは限りません。社会の繁栄のために、個人の自由はどこまで犠牲にできるのか。これが政治的立場
南スーダンにおける人道危機に際して,自衛隊が韓国軍に弾薬を融通したところ,それが大問題になっているという話。国内から問題視する意見が出てくるのは当然予想がつくにしても,まさか韓国側からクレームが来るとは思っていなかった人が多く(わたしもその一人である),あちこちでは韓国政府を非難する意見が溢れている*1。韓国政府のこの件に対する対応はひどいと思う人は多いだろう*2。わたしも当初は,流石にそれはちょっとないんじゃねえのと思った。 だが韓国側の論理を韓国の新聞の日本語版を通してみた時に,軍拡がどうのこうのという話はまあスルーしておくにしても*3,今後の日韓関係に関わる本質的な問題があらわれているのではないかと感じた。以下,この問題についての韓国の論理をもっとも整理された形で述べている『朝鮮日報』の記事をもとに考えてみたい。なお,わたしは韓国の事情について数冊の本とニュースでしか知らないので,間
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