販売が始まり店頭に並べられた3人乗り自転車=1日午前11時2分、東京都中野区鷺宮2丁目、関田航撮影 自転車の前と後ろの座席に幼児(6歳未満)を乗せる「3人乗り」が1日、3県を除く44都道府県で解禁された。強度やブレーキ性能など一定の要件を満たした自転車に限られ、3人乗り自転車の販売も始まった。山形、熊本、大分の3県も7月中には解禁になる予定だ。 警察庁によると、3人乗りの要件は、前後の座席に幼児2人を乗せても十分な強度やブレーキ性能があり、ハンドル操作に影響が出る振動が出ないなど6項目。 要件を満たさない自転車での3人乗りは道路交通法の規定に触れ、2万円以下の罰金または科料。しかし、各警察は「原則として指導にとどめる」としている。 3人乗り自転車は、ヤマハ発動機では、電動アシストタイプで前後座席(別売り)を付けると13万円台から。ブリヂストンサイクルではアシストがないタイプで前後座