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2009年9月6日のブックマーク (11件)

  • 山森亮『ベーシック・インカム入門』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    とてもためになる。負の所得税とベーシック・インカムの差異と類似点も明瞭に解説されていて勉強になる。ベーシック・インカムが勤労インセンティブ、または賃金労働(勤労インセンティヴと等価の問題ではない)の問題とどう関連しているかが、書の中心的なテーマだろう。後者の賃金労働(の制度的前提=福祉国家の理念そのものと山森氏は指摘している)については、ベーシック・インカムの構想は、僕の考えでは理念的な意味で対立したものだと思う。 もっとも実践的な制度設計では共存可能だろうけど。これは文中でもバートランド・ラッセルがかなり明白に言い切っている、ことを山森氏は紹介している。日でも生存権の認承が、賃金労働と無縁な形で認められるべきだとする主張はあった。例えば養老年金問題に関する福田徳三と桑田熊蔵の論争を参照されたい。福田は後にラッセルの考えも自分の中でこなし、「日のラッセル」ともいわれた。 山森氏の

  • ミクFES'09のこと - 野尻抱介blog

    初音ミクの2歳の誕生日にsupercell、ika&MOSAIC.WAV、チームMOERらが集結! ミクFes09(夏)ライブリポート (1/2) - ITmedia Gamez 各地で報じられている通り、ミクFESは大成功だったらしい。私は1000円払ってニコ生で見ていたが、会場の熱気はよく伝わっていたし、自分も参加した気分でいられた。 ミク廃としては、この盛り上がりは我がことのように嬉しい。よくやったミク、みんな最高だぜという気持ちである。 坂龍一氏に訊く、これからの音楽のかたちと価値とは - PHILE WEBで教授が述べているとおり、いずれCD販売は廃れ、ライブが重視される時代になるだろう。そんなときミクFESが成功した意義は大きい。これからの音楽はプロシューマーのものとなり、ネットで周知され、ライブで収益を得ていくのだろう。億万長者が出にくくなるかわり、多様性はぐんと上がりそう

    ミクFES'09のこと - 野尻抱介blog
  • この世界が怖くて仕方ないに決まってるだろうが。「アイアムアヒーロー 1巻」 - たまごまごごはん

    ●怖いよ● 怖いよ。 怖いんだよ。 オバケとかさ、超常現象とかさ、心霊とかさ、そういうのじゃないんだよ。 もっともっとほら、曖昧なんだけど。 現実? そう、現実怖い。でももうちょっとほら、なんか、襲ってくるとか苦しいとかじゃなくて「怖い」。 自分と、現実の身の回りが違っているのが。置いて行かれるのが。自分が希薄なのが。怖い。 ●俺は一人きりなのか● アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)posted with amazlet at 09.09.06花沢 健吾 小学館 Amazon.co.jp で詳細を見る花沢健吾先生の「アイアムアヒーロー」が怖い。 ストーリー的にこれから何か始まるであろう事も、確かに怖いんですが、そこじゃない。そういう外枠の怖さや取って付けた怖さじゃないんです。 「ルサンチマン」ではバーチャルと現実の間で苦しみもがく人間の様子が描かれました。「ボーイズオンザラン」で

    この世界が怖くて仕方ないに決まってるだろうが。「アイアムアヒーロー 1巻」 - たまごまごごはん
    optical_frog
    optical_frog 2009/09/06
    こわいので読んでません><
  • Amazon.co.jp: SLING BAG BLACK/RED F8N052-BR: パソコン

  • Amazon.co.jp: オックスフォード・サイエンス・ガイド: ナイジェルコールダー (著), 通子,屋代 (翻訳), Calder,Nigel (原名): 本

    Amazon.co.jp: オックスフォード・サイエンス・ガイド: ナイジェルコールダー (著), 通子,屋代 (翻訳), Calder,Nigel (原名): 本
    optical_frog
    optical_frog 2009/09/06
    「¥25,200」――図書館わっしょいわっしょい
  • The kindness of strangers

    Despite switching disciplines - from maths to law to history then the sciences - Robert Trivers profoundly influenced evolutionary biology with his theory that our sense of justice has Darwinian explanations. But he suffered severe mental breakdowns and his career at Harvard was dogged by controversy. After 15 years in genetics he has now turned to anthropology Robert Trivers could have been one o

    The kindness of strangers
  • MITのハッカー達によるイタズラの歴史を紹介するMITの公式ページ | naglly.com

    ハッカー(hacker)」というのは、一昔前は、「他人のコンピューターに不正進入する行為を行う人」と悪いイメージがあり、最近では、「コンピュータ技術に長けた人」と変化してきていますが、当の意味は別のところにあります。 質的な意味は、「雑だけど、巧く動く間に合わせの仕事をする人」だそうです。別の言い方をすると、「アイデアやひらめき、独自の工夫に支えられ、正規の手順をちょっと無視した、みんなをうならせる行為をする人」って事になります。 この定義からすると、皆をうならせるようなイタズラも、ハックの範疇に入るようです。 そんなハッカー達がMIT(マサチューセッツ工科大学)で行ったイタズラの歴史の数々を納めたギャラリーが下記です。 IHTFP Hack Gallery: Welcome to the IHTFP Gallery! http://hacks.mit.edu/Hacks/ 驚くべき

    MITのハッカー達によるイタズラの歴史を紹介するMITの公式ページ | naglly.com
  • コント:ポール君とグレッグ君(2009年第12弾):雑感 - himaginary’s diary

    昨日のエントリについて個人的に考えたことを記しておく。 マンキューの考えの問題点は、必要条件と十分条件の混同にあるように思われる。即ち、高収入の人には確かにIQの高い人が多いだろう。だが、IQの高い人が高収入とは限らないのではないか? その点を彼は見落としているように思われる。つまり、彼が2番目のエントリで挙げた4つの命題のうち、2番目の「より能力のある人はより稼ぐ」というのは、彼が信じるほど真実ではないように思われる。 マンキューが考えている一連の因果関係の連鎖は、以下の2つの枝に分けられる。 a) 親が高収入 -(1)→ 親のIQ高い -(2)→ IQ遺伝 b) IQ高い    -(3)→ 学業成績良 -(4)→ 大学修了 -(5)→ 高収入 このうち、a)の連鎖については、あまり異論が無いだろう。上述の通り、高収入の人は確かに頭の良い人が多いだろうし、頭の良さというのは確かに遺伝する

    コント:ポール君とグレッグ君(2009年第12弾):雑感 - himaginary’s diary
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 安原宏美さん書評に触発されて(3) 大原孫三郎について

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 次は大原さんの話を書きましょう。 私も実は倉敷のアイビースクエアに行ったことあります。そこでクラボウの人に資料の状態なんかを御伺いしました。ご親切にいろいろ教わりました。そのときは博論が出来ていなかったので手が出なかったのと、こりゃ、大変なことが出来そうだ、ということが分かったものの、どうやればいいのか分からなかったので、そのままになっています。 私もあの美観地区すごい好きで、歩くの楽しいですね。私は美術館に行くと一日でも眺めているタイプなので、多分、ずっと居られます。一緒に行った人には呆れられたし(笑)。そして、紡績の史料館を1時間以上、見てるのは私だけだと思います。 で、大原孫三郎さんは二つ注意しておくべき点があります。まず、彼はいわゆ

  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 安原宏美さん書評に触発されて(2)

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 では、第二段。 そうそう、女工哀史については前に「細井和喜蔵「女工哀史」をめぐるエトセトラ」1と2を書いたので、そちらを読んで頂ければと思います。 大正時代には労働者に対してひどい扱いをしている企業があったこともたしかです。ただ、その一方で家族主義的なものを標榜して、先進的な企業ありました。もちろん、家族主義ってのは行き過ぎると近江絹糸みたいになっちゃうんですが、世界中で福利厚生を充実させてきたところは「家族」を標榜してきたのも動かしがたい事実です。近江絹糸とその他の先進的企業の違いの一つは、オープンさがあげられるのかな。結構、よいところで相場が出来る。逆にいうと、企業の労務管理って結構、そのときどきの流行に乗っているだけというものもあるの

  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 安原宏美さん書評に触発されて(1)

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 では、濱口先生からお声が掛かったので、語ってみましょう(笑)。 細かい歴史的な話をする前に、社会保障という観点からあのを捉えるというのは、現代的なトピックとしてはもっとも大事な視点だと思います。私も最初に読んだとき、第3章を読み終わった時点でそう思ってました。なんでそう思ったかというのは、端的に言うと、勘なんですが、ただ、根拠がまったくないわけではない。でも、説明すると長いから、スルー。でも、当は社会保障の話を誰か専門家の方に膨らませて欲しいなぁと思っています。 さて、ではそろそろ、雑談の方に。いろんな話があるから、全部拾えるかどうか分かりませんが。 まず、世間で誤解があるのは財界のイメージです。昔の財界にはいわゆる「人物」が何人かいま