セグウェイでさっそうと出勤する松浦さん(中央)らつくば市職員=同市役所前で2011年10月3日午前8時14分、安味伸一撮影 全国で初めて公道を人を乗せたロボットが走行する「つくばモビリティロボット実験特区」に認定されたつくば市で3日、市職員によるロボット通勤の実験が始まった。 初日は3人がロボット通勤を初体験。普段は車通勤の職員が、つくばエクスプレス(TX)と、立ち乗り型ロボット「セグウェイ」(米国製)を利用し通勤した。広報広聴課の松浦幸代さん(33)=つくばみらい市陽光台=は自宅から徒歩5分のTXみらい平駅から研究学園駅まで電車に乗車。同駅からセグウェイに乗り継ぎ、市役所までの歩道約1キロをゆっくりと走った。「歩かなくていいので楽。ちょっと体重を移動するだけで操縦でき、簡単です」と話していた。 特区の認定条件では時速10キロまで可能だがこの日は5~6キロでスロー走行。通勤用の3台はセグウ