風間監督は「やらなきゃいけないという決まり事を作り過ぎ。自由な発想で自信を持ち、楽にプレーしてほしい」とコメントしているが……。ピッチ上で指示を出す中村の肩にかかる期待は大きい。 第6節を終え、川崎フロンターレは、未だ初勝利を挙げられず、苦しんでいる。 昨年は開幕から2連勝したが、その後、公式戦5試合勝ちなしで苦しみ、相馬直樹監督を解任、風間八宏監督が誕生した。だが、風間監督が標榜するパスサッカーへの移行に苦しみ、一時は残留争いに巻き込まれるほど低迷したが、最終的には8位でシーズンを終えることができた。 今シーズンは、大久保嘉人、中澤聡太、パトリックらを補強し、さらにパスサッカーに磨きをかけ、上位進出を目指してスタートしたはずだった。ところが開幕戦の柏レイソル戦に1-3で敗れて以来、リーグ戦は3分3敗。勝ち点3の15位と低空飛行を続けている。 目立つのは失点の多さ。さらにどの試合でも先制さ