特集 2014.01.28 地ビール職人が腕を競う 「JAPAN BREWERS CUP FESTIVAL 2014」 130種類を味わえるビールの祭典開幕 ■楽しい空間づくりをしたい-23歳でビール職人の道へ 「20歳で最初に地ビールを口にして衝撃を受けました」という鈴木真也さんは今年32歳。ちょうど「自分の一生の仕事は何か?」と模索していたころ。「それはビールづくりではないか」と見定めるきっかけになったという。「大手企業のビールしか飲んだことがなかったのですが、御殿場にビールの楽園があると友達に聞いて、その日のうちに飲みに行きました。『御殿場高原ビール』のヴァイツェン(白ビール)を飲んだのですが、それがとても衝撃的でした。こんなビールがあるのかと」 入口はヴァイツェンで、それからは他の種類にのめり込んでいき、次第にビール職人になる夢は大きくなっていった。自転車で書類を届けるメッセンジャ