FC東京のMF大竹洋平(19)が20日、今季の個人目標を上方修正した。ここまでリーグ戦11試合出場、1得点。「シーズンを通して5点は取りたい」と、飽くなき向上心をにじませた。開幕前は「全試合メンバー入り」と控えめだったが、更なる飛躍へ高いノルマを再設定。前半戦のプレーを振り返り、今後の意気込みを語った。 (聞き手・松岡祐司)
FC東京のMF大竹洋平(19)が20日、今季の個人目標を上方修正した。ここまでリーグ戦11試合出場、1得点。「シーズンを通して5点は取りたい」と、飽くなき向上心をにじませた。開幕前は「全試合メンバー入り」と控えめだったが、更なる飛躍へ高いノルマを再設定。前半戦のプレーを振り返り、今後の意気込みを語った。 (聞き手・松岡祐司)
平山、再びヨーロッパ進出!? 19日、世界のクラブや選手を紹介するテレビ番組の取材のため、スウェーデン人ジャーナリスト・オーガスト氏が東京・小平グラウンドを訪れ、欧州でプレー経験のあるFW平山相太(22)が指名取材を受けた。 テーマは、「欧州と日本のサッカーの違い」。平山はオランダと比較し、「日本は狭いエリアで戦うことが多く、攻守の切り替えが早い」と指摘。FC東京でプレーすることに関しては、「優勝を求められるので、その期待に応えなければならない」などと語った。 最後に、「もう一度、欧州でプレーしたいか?」と問われると、平山は「I hope so」と英語で即答。オーガスト氏は「平山は日本のイブラヒモビッチ。2年後の南アフリカ(W杯)で活躍することを期待している」と話した。
右ひじ痛で戦列を離れていたFC東京のDF長友佑都(21)が14日、東洋大(関東2部)との練習試合で実戦復帰。主力組の左SBに入り攻守で激しく上下動を繰り返した。懸念された競り合いや対人プレーも問題なし。次節アウェー磐田戦(17日、ヤマハ)に向け「絶対に勝たないかんでしょ!!」と連敗脱出を宣言した。 頼れる男が戻ってきた。左サイドの「定位置」で、堂々と胸を張ってプレーした。守備ではどっしりと構え、攻撃では果敢に前線へ。1本目の8分、左クロスで好機を演出すると、29分には梶山のロングパスで抜け出し、右足で強烈なシュート。38分にも右ミドルを放った。長友の躍動感がチームを活性化した。
本紙で「KING OF TALK」を連載中のFC東京OB、アマラオ氏(41)の“引退試合”が11日、味の素スタジアムで行われ、詰め掛けたサポーター1万5591人の前で、背番号「11」が最後の勇姿をみせた。試合は東京ガス、FC東京で活躍した選手主体の「TOKYOレジェンズ」と、元日本代表のラモス瑠偉氏のほか、JFAアンバサダーを中心とした「アマラオフレンズ」が対戦。アマラオ氏は後半に1ゴールを決め、自らのファイナルマッチに花を添えた。 現役引退から1年、FC東京退団から5年の時が流れても、“KING OF TOKYO”の人気は絶大だった。その最後の勇姿を見届けようと、1万5591人のファンが集結。アマラオコールの大合唱が続く中で、背番号「11」は現役時代と変わらぬ熱いプレーをみせた。 JFL、J2時代からの懐かしい顔触れ、元日本代表の面々が集まる中で60分間フル出場。前半はGK堀池の鉄壁セー
FC東京DF金沢浄(31)が、あす10日の柏戦(味スタ・16時)に左サイドバックで先発出場することが濃厚になった。今季はボランチ起用が多かったが、DF長友の負傷により8日の戦術練習で“本職”に復帰。「連戦もこれで最後。しっかり結果を出したい」と意気込む金沢に、指揮官も柏の猛プレスをかいくぐるキーマンとして期待をかけた。 長友を欠く緊急事態にも、城福東京は揺るがない。背番号「17」がいるからだ。戦術練習で主力組の左サイドバックを務めたのは金沢と椋原の2人。2本目で主力組に初抜てきされたルーキーも候補に急浮上したが、現状では経験豊富な金沢が有力。ここ数試合はボランチ出場が続き、左SBなら約1カ月ぶりとなるベテランは、守備陣と細かい連係も慣れたもの。「長くやっているから問題はない。どこでも、自分の役割をするだけ」と落ち着き払っていた。 城福監督が「絶対に連敗しないことを目標にしている」と位置付け
FC東京の日本代表候補DF長友佑都(21)が、次節のホーム・柏戦(10日、味スタ)を欠場する可能性が高くなった。前日6日の名古屋戦で右腕を負傷。7日、埼玉県内の病院で精密検査を受け、「右ひじの靱帯(じんたい)損傷で全治1、2週間」と診断された。大事には至らなかったが、城福監督は「すぐに復帰ということはない」と欠場を示唆した。 強力な「左サイドの矢」を欠くことになりそうだ。羽生、石川の復帰戦で、今度は長友が負傷。鈴木強化部長によると、MRI(磁気共鳴画像装置)検査などの結果、幸いにも重傷ではなく、きょう8日の練習から部分合流する見通しだが、右ひじを固定する影響で腕が十分に振れないため、「患部そのものより、ひざや腰に負担がくると本末転倒」と城福監督。早期復帰を見据え、柏戦は回避する方向だ。長友は今季公式戦全14試合に出場。日本代表候補にまで駆け上がった絶好調男が、思わぬアクシデントに見舞われて
各地で7試合を行い、前節2位のFC東京はホームで名古屋と対戦し、0−1で敗れた。鋭いプレスを仕掛ける名古屋に苦しみ、今季2度目の3連勝はならなかった。東京はリーグ戦、ナビスコ杯を合わせ、今季味スタ8試合目で初黒星。名古屋は連敗を3でストップし、2位に浮上。浦和は3−0で今季未勝利の千葉に完勝し、勝ち点23で首位をキープした。鹿島とG大阪は7日にACLの試合があるため、6月25日に今節の試合を行う。 一瞬の静寂の後、乾いた音が響いた。バーをたたき、高々と舞い上がるボールの行方を見届けると、近藤は絶叫した。後半36分のPK。同点の絶好機。痛めた右足を思い切り振ったが、結果はあまりにも残酷だった。 「決める自信はあったんですけど…。負けたのはおれのせい」。反省し、自らを責める姿勢が痛々しい。だが、「真っ向勝負」を貫いた近藤を責められるわけがない。キッカーは「けりたい選手がけるべき」(城福監督)と
これぞ「エース」だ。FC東京は前半14分、日本代表候補FW赤嶺真吾(24)がコーナーキックの折り返しを豪快に左足で決め、1−0で大分に快勝。今季、赤嶺が得点した公式戦5試合は3勝2分け。絶好調男の不敗弾で、城福東京が再び上昇気流に乗った。浦和は闘莉王の活躍などで4−2で札幌に逆転勝ち、名古屋が敗れたため、暫定首位に立った。 誰もが反応できなかったゴール前のこぼれ球に、ただ1人赤嶺だけが獲物を襲う山猫のごとく飛びつく。マークについていたDFを2メートル引き離し、左足で豪快にゴール左上へ突き刺した。 前半14分の決勝ゴールは、赤嶺のゴール前での鋭い嗅覚(きゅうかく)から生まれた。栗沢の右CKを佐原がヘッドで折り返すと、待っていたのは赤嶺しかいなかった。GKが一歩も動けない強烈な一撃。仕留めた赤嶺は、両手を突き上げカボレと抱き合った。 “野性の勘”でもぎ取った1点に、赤嶺は「自然と体が反応した」
前半ロスタイムの一撃に沈んだ。FC東京はアウェーで清水に0−1で惜敗。前半44分、右CKからDF青山にヘディングで押し込まれた。後半途中からMF森村、FW平山を投入し巻き返しを図ったが、カボレ、赤嶺ら好調の攻撃陣は最後まで沈黙し、今季2度目の零封負け。リーグ戦の連勝は3で止まった。首位の名古屋が東京Vに0−2で敗れて今季初黒星。連勝は6でストップ。浦和は高原の189日ぶりのゴールなどで京都に4−0で圧勝、3位に浮上した。スキャンダルに見舞われた柏は、高畠新監督の初采配(さいはい)となった川崎に逆転負け。
北京五輪に出場するU−23日本代表候補は23日、J1の2クラブと練習試合を行い、浦和と1−1で引き分け、大宮には2−1で勝利した。本大会に向けて国内組を絞り込むサバイバル合宿の最終日だったが、FC東京FW平山相太(22)は無得点に終わり、五輪出場が絶体絶命のピンチに追い込まれた。 タイムアップの笛が無情に響くと、思わず天を仰いだ。3月のアンゴラ戦でメンバーから外れた平山にとっては、2大会連続となる五輪への門が限りなく狭まる無得点。「自分でもあまり満足できない。あとはリーグ戦で頑張るしかない」。試合後は肩を落とし、そうつぶやいた。 80分間のラストアピール。決して難しい相手ではなかった。アジア王者・浦和とはいえ、代表勢は不在で最終ラインにDF経験のないMF西沢が入るなど2軍以下のメンバー。それでも前半はシュートすら放てない。最大のチャンスは後半2分、柏木のパスを頭で落とし、GKと1対1に持ち
FC東京OBで、本紙で「KING OF TALK」を執筆中のアマラオ氏(41)の“引退試合”が来月11日、味の素スタジアムで行われることが22日までに正式決定した。試合は14時キックオフで入場無料。 Jリーグ規約では、引退試合は原則的に公式戦通算500試合出場を達成した選手が対象。昨季引退したアマラオ氏はこの基準に満たないが、サポーターからの強い要望も受け、無料の非公式試合「アマラオファイナルマッチ」として開催が決定。また第1回味の素スタジアム感謝デーの一環としても実施される。 試合には東京ガス、FC東京で活躍した選手主体の「アマラオレジェンズ」と、JFAアンバサダーを中心にした「アマラオフューチャーズ」が対戦。FC東京OBのGK堀池、MF小池、三浦、FW岡元氏のほか、元日本代表のラモス瑠偉氏らも参加する見込み。アマラオ氏は「最後まで走って、楽しいプレーがしたい」と話した。
FC東京の城福浩監督(47)が22日、Jクラブ最多の「代表選出ラッシュ」にうれしい悲鳴を上げた。A代表と五輪代表にFW赤嶺、ルーキーDF長友、MF大竹ら新顔も含む計7人が選ばれ、「チームづくりにとっては厳しい」と苦笑いしながらも、「チームメートが抜てきされるのを見て、刺激にならないはずがない」と、好調のチームとの“相乗効果”に期待を寄せた。 FC東京から「最多選出」されたのは初めて。今野、梶山の不動組に加え、徳永と平山も待望復帰。3位というチームの勢いがそのまま代表選考に反映された形となり、指揮官は「選手がそれだけ良さを発揮できている。クラブにとっては誇り」と喜んだ。
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