タンカレージンを使って作って差し上げよう‥‥、と、 緑のボトルの横ではじめたカクテル作り。 さぁ、ココでジンを注ごうというそのときに、 ボトルは棚に戻された。 どうするんだろう? ボクらはドキドキハラハラで、 一体これから何が起こるんだろうって思う。 ウィリアムはカウンターの下にある ステンレス色の箱の扉を開ける。 中から白い煙がでてきて、 それが床に向かって流れだしていくから おそらく中は冷たい。 小さなクロスを手にとって、 それでくるんで緑の瓶を一本、 引き出しカウンターの上に置く。 タンカレーのボトルであります。 しかも真っ白に霜がふってて、 瓶が凍っているのがみてとれる。 冷凍庫の中で冷やしておいたモノでございます。 冷たいジンが必要なとき。 氷を入れてかき混ぜれば温度が下がるが、 氷が溶けて水っぽくなる。 だから瓶ごと冷凍庫に入れギンギン冷やす。 冷たくしすぎるとお酒の風味やアル