どういうタイプの共同体が歴史の風雪に耐えて生き延びることができるか。 これはなかなか興味深い問いである。 前に、住宅についてのシンポジウムの席で、「コレクティブ・ハウス」を実践している人から質問があった。 その人は20世帯くらいで住まいをシェアしている。子どものいる若い夫婦同士はお互いに育児を支援し合って、とても助かるのだが、高齢者の夫婦などはいずれこちらが介護せねばならず、若い人たちは「他人に介護してもらうためにコレクティブハウスに参加したのではないか・・・」という猜疑のまなざしで老人たちを見つめている、という話をうかがった。 どうすればこの共同体を継続できるのでしょうというお訊ねだったので、「残念ながら、そういう共同体は継続できません」とお答えした。 あらゆる共同体では「オーバーアチーブする人」と「アンダーアチーブする人」がいる。 必ずいる。 全員が標準的なアチーブメントをする集団など
★一度書いたものに不備がありましたので訂正です。すいません。★ みなさん自分のTwitterのログがほしい思いませんか? 私も、ある理由で自分がつぶやいた記録が欲しいと思って、Twilogという便利なサービスがあるのを思い出しました。ところが、これが3200件しかダウンロードしてくれません。 Twilogにアクセスすると、私が、Twitterを使いはじめたのは2007年5月なんて出てくるのですが、ログが見れるのは途中まで。私の場合、1万件近くつぶやいているらしいので3分の1しか落とせないわけです。 それで、Twitterで聞いたりウェブで調べていたりしたのですが、米国にもTwilogを超えるようなサービスはないようです。ところが、その中で「おやっ」と思ったのが、次の記事です。 All The Old Tweets Are Found: Google Launches Twitter
数年前まで自分のことを仮面サラリーマンだと思っていた。 働くこと自体イヤイヤで、正論が通らないことにもイライラしていた。 そんなアホな世界で暮らしたくはないと、いつも思っていた。 とはいえ、仕事を楽しめなかったわけでもないし、自分にスキルがついていくもの実感ができていて、両者の狭間で、もどかしさを感じていた。 ある日、新幹線で新大阪から東京まで移動時間がぽっかり空いてしまった。 書店でデマルコの本を見つけた。 ピープルウェア(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822281108/)だった。 内容をごく簡単に荒っぽくいうと、 効率よく仕事をしてもらうのには、即物的なエサでつっても何のインセンティブにもならないよ。 やる気を見出せるようなことをしないと、いけない というものだった。実際にはもっと詳しく書いてあるので、もし読んでいないのなら買って
朝方ぼんやりと、柳田稔法務大臣を解任させてはいけないな、そのことをブログにでも書こうか、書けばまた誤解されるな、しかしいずれにせよ法務大臣の差し替えは必要になるだろうな、などとぼんやり思っていたら、突然柳田法務大臣の速報を聞いた。あちゃ。そしてそのあと、法務大臣は仙谷官房長官が兼務すると聞いて、絶句した。文字どおり絶句で七言も出てこない。 柳田法務大臣辞任の理由はといえば、言うまでもなく、例の失言である。18日時事「柳田法相の発言内容」(参照)より。 柳田稔法相が14日、広島市内で開かれた自身の法相就任を祝う会で発言した内容は次の通り。 法務大臣というのはいいですね。二つ覚えておけばいいですから。「個別の事案についてはお答えを差し控えます」とね。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったら、これを言う。(この言い回し)で、大分切り抜けてまいりましたけど、実際の話はし
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