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ブックマーク / heatwave-p2p.hatenablog.com (37)

  • どこまでやって良いのか、という著作権教育も必要だよね - P2Pとかその辺のお話@はてな

    当に違法なことなら「できない」と明確に答えるべきだが、必ずしも違法とはいえないことまで、後ろ向きな回答が目立つ。著作権法は当にそんなにネガティブなものなのか。 (中略) 法律が禁止事項を定めるのは、手段なのである。禁止された行為が行われないことによって、人々は安心して暮らすことができる。そして、禁止されていない行為は確信を持って自由に行える。そういう自由な社会にすることが真の目的なのだ。 (中略) 法律家の仕事は、「やってはいけない」行為が列挙されている法律を、「これはできる」や「こうすればできる」に翻訳することだ。「できない」を「できる」に的確に翻訳できるのが真の法律家なのである。 著作権法をポジティブに 法律家として、「やってはいけない」ではなく、「どうすればできるか」を提案しましょう、という趣旨の記事なのだと思うが、私も同感。その中で子供たちへの教育についても語られていたのだけれ

    どこまでやって良いのか、という著作権教育も必要だよね - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • モバイルコンテンツ審査・運用監視機構に失望する - P2Pとかその辺のお話@はてな

    NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムの携帯・PHS事業者4社が、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)が認定したサイトを未成年契約者に対するフィルタリングサービスに反映させることになったとか何とか。また、上記4社は未成年契約者に対して原則ブラックリスト方式のフィルタリングサービスを適用するとのこと。 参考:携帯事業者、フィルタリングにEMA認定“健全サイト”を反映へ 簡単に言ってしまえば、ブラックリスト方式でフィルタリングかけますが、そうしてフィルタリングされたサイトでもEMAが認定したサイトなら見れますよ、ということ。これまで、EMAが認定したサイトは、「大集合NEO」、「gumi」、「GREE」、「MySpaceモバイル」、「魔法のiらんど」、そして今日新たに「モバゲータウン」、「en 高校生」が認められている。 思ったのは、なんだか知らないけどいつの間にか

    モバイルコンテンツ審査・運用監視機構に失望する - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • MIAUが寄付の受付を開始 / "Sharing is Caring" - P2Pとかその辺のお話@はてな

    MIAUが寄付の受付を開始したようで。 MIAU : 寄付のお願い とりあえず、会員になろうと思っていて、かつ5,000円くらいまでなら出してもいいなと思っている方は、会員受付の開始が始まるまで待った方がいいかも。5,000円どころじゃなくもっと出すよ、とか、会員になる予定はないけど支援はしたいなという方は是非。私は会員になるつもりはないので、寄付することにした*1。 めんどくせーよー まぁ、確かにそう思った。さくっと送金できればなぁ、って。ただ、やっぱり寄付となるといろいろと面倒なんだろうね。寄付として受け付けられないものもあるわけで、送金後に返還するというのは、ただでさえリソースの少ない現状のMIAUにとっては避けたいというところもあったのかなと。メールの返信だけならテンプレ+αですむからね。もちろん、暫定的にそうしているのかな、とも思うけど。 フォームを設置するとかそういった点では改

    MIAUが寄付の受付を開始 / "Sharing is Caring" - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 告発と匿名性 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    私は個人が企業などを告発する際に、匿名で行うことができるということを良しと考えている。なので、WikileakやFreenetのような匿名の言論を保証するようなサービスは支えられるべきだと思っている*1。 それに関連した話題で、ちょっと気になったことがあったので少し触れておく。 GIGAZINEの記事とその記事への反論 大阪ガスサービスショップを家の中に入れてはいけない:GIGAZINE この記事の中でGIGAZINEは、主に 地元ガスショップの「メンテマンが売り上げを稼ぐためにわざとコードを損傷させたのでは?」疑惑 地元ガスショップが「大阪ガス」と混同させるかのような表記で販売活動を行っている件 の2点について追及している。 個人的な意見を述べておくと、1.に関しては、確かにガスメンテナンスに限らず、ほかの業種でも自作自演が行われるという事例が現実に起っているし、そういった噂も散見される

    告発と匿名性 - P2Pとかその辺のお話@はてな
    orihime-akami
    orihime-akami 2008/08/30
    Gigazineの件は怖いな。少なくともGigazineが訴えられたときにどうなるかは予想できない。
  • 自然死するような制度ならもう用済みってことなんじゃ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    椎名氏は、これについて「制度の自然死を狙ったメーカー側の時間稼ぎ」と断じている。 「メーカーは補償金制度の自然死を狙っている」--権利者団体が厳しく非難:ニュース - CNET Japan はい、最初から揚げ足取りです。JEITA vs, 権利者の話。 しばらく休んでたし、酔っぱらってるので飛ばしますよ ダビング10(笑)。 「『どのような複製がなされるか予見可能であることと、経済的な不利益が発生しないこととはどう結びつくのか』とJEITAに質問したところ、得られた回答が、『著作権保護技術(DRM)が施されている場合は、契約で許諾する私的複製と同じであり、補償の必要はない』というもの。これでは質問に対する答えになっていない」(実演家著作隣接権センター運営委員の椎名和夫氏) 「メーカーは補償金制度の自然死を狙っている」--権利者団体が厳しく非難:ニュース - CNET Japan 経済的な不

    自然死するような制度ならもう用済みってことなんじゃ - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 他の国がどうとか今の著作権法とかは関係ねぇ、MADは認められるべきだ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ニコニコ動画がMADに対するスタンスを明確にしたとかなんとか。現行の著作権法では認められていない部分であるのだから、著作権者が権利を行使して削除を求めるということ自体には何ら問題はない。 これを持って「権利者は我々の敵だ!」「これでユーザを敵に回したな」と考える人が出てくるのもわからんでもないのだけれど、権利者自身が素材としての利用を認めてるわけはないわけで*1、その利用を事後的に公に認めるも、黙認するも、対応を留保するも、削除を求めるも著作権者の考え次第。少なくとも制度はその行為を是認している。 こうした議論の中で、「権利者はMADを認めるべきだ」「MADにはそれを知るきっかけとしての意義があるのに」という意見や、「違法なことなのだからしょうがない」といった意見が散見される。確かにそう思うところもあるのだが*2、少なくともこういった主張は、現行制度における著作権のコントローラビリティの問

    他の国がどうとか今の著作権法とかは関係ねぇ、MADは認められるべきだ - P2Pとかその辺のお話@はてな
    orihime-akami
    orihime-akami 2008/07/06
    ざっと目を通したところでは、正論っぽい匂いがする。
  • アニメのファンサブのお話 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    GONZOがネット配信用につけた英語字幕がそのまま流用されているだけで、かえってファンサブ事情は悪化している模様。海外ファンの良心とやらを信じたGONZOが不憫でならない。違法アニメを無料で楽しむことに慣れてしまったファンは、もうその快適さからは抜け出せないのだろう。これからアニメのDVDを買ってもらうには、こういったコアなファンではなく年に数枚程度DVDを買うようなライトファンを中心に訴えるのがベターな気がする。 GONZOがカワイソウすぎる件 - masa masa blog うーん、個人的には訴えて何とかなるものなら、音楽産業はもう違法ファイル共有に悩んではいないだろうなぁと思うので、現状を変えるためには別の手段が必要かなぁと思うわけです。その辺に関して、アニメファンサブについて思うことを少し書いてみようと思う。 なお、ここではファンサブの存在についての良し悪しについては言及せず、機

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  • OCNから利用規制のはがきが届いたよ、それと雑感 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    OCNよりはがきが届いてた。「大量にデータを送信している一部のお客さまへの利用制限の実施について」というアナウンス。内容としては昨日のエントリにあったとおり。 気になったのは、但し書きの部分。同はがきより(下線および色は原文に従う。)。 ■この制限は、大量のデータを送信している一部のお客さまへの制限です。 ■通常のホームページの閲覧、メール受信等の一般的なインターネットのご利用については、今回の制限対象となりませんのでご安心ください。 (中略) ※案内はお客さまが大量のデータ送信制限の対象である旨をお知らせするものではありません。 OCNの考えているであろう「一般ユーザ」に向けて、「皆さんは対象じゃないですよ、気にしなくていいですよ」という感じなんだろう。そういった部分が特に強調されている。確かに全く制限と関係していないユーザを不安にさせる必要はないわけでね。 「一般的なインターネットの

    orihime-akami
    orihime-akami 2008/06/29
    30GB/dayか。まあまあかな:P2Pとか大規模サーバ運営をしなければ大丈夫な量だ。
  • 我々が音楽に払うもの:Paying Money or Attention - P2Pとかその辺のお話@はてな

    前回紹介した秒刊SUNDAYの「もうCD買わなくていい!フリーの音楽共有サイト集45個」のブックマークページにこのようなコメントがあった。 kori3110 知らん音楽と出会える場所は貴重だけども、それで好きになった音楽に金を払う余裕すら持てないような人生は嫌です。自分の思いをお金でしか表明できないなら迷わずそうするよ。 私もこの意見には同意したい。そしてさらに思うことは、「自分の思いを」お金以外の形で表すことも重要な時代となった、ということ。そしてそれは、自らの楽曲をCreative Commonsライセンスを利用してFreeに提供している人たちが望んでいるものでもある。そうした人たちは、好むと好まざるとにかかわらず、それを得るために無料で楽曲を提供し、自由に共有することを許す。 Paying Money 欲しいと思った音楽を手に入れる、そのためにはその音楽を*1購入しなければならない、

  • えーと、ダブ☆スタってほどじゃないよ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    個人的な意見としては、とりあえず「一番問題視されているところから何とかしていこうや」というスタンスかな。ゼロかイチかで考えてどっちかに分けて、片方の側がみんな同じ穴の狢ってわけでもないと思うよ。以上返信終わり。 政治家さんと著作権関連の話をしたことはないけど、権利者サイドの方とはやり取りすることがある。やっぱりそこで彼らが一番に問題視しているのは「デッドコピー」なんだよね。 二次的利用について もちろん、二次創作などでの利用に関しても問題になっているし、そうした点についても議論になることはあるけど、その温度差はさまざま。きちんと許諾を得ないままの利用は認められない、という人から、公には認められないけどコッソリやっていれば特に問題視しない、宣伝になるなら文句は言わないけどそれを超えるようなものは認められない*1とか。あと、やり取りしたことはないけど、角川なんかはもうちょっとオープンなやり方を

    えーと、ダブ☆スタってほどじゃないよ - P2Pとかその辺のお話@はてな
    orihime-akami
    orihime-akami 2008/06/25
    「二次創作フリー」と「お金を払ってもとにかくダメ」の間には、「お金を払えば二次創作OK」というラインがあると思う。で、JASRACは実はここなのよね。お金さえ払えばオッケー&誰でも契約しまっせ。
  • オノヨーコ:『Imagine』の引用による映画差し止め請求、フェアユースを理由に棄却 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    『Expelled: No Intelligence Allowed』という映画の中に、John Lennonの楽曲「imagine」を引用するくだりがある。それに対して、オノ・ヨーコやJohnの息子たち*1は、無断使用だとして、訴えを起こしていた。 訴状によると、オノらは同映画における楽曲イマジンの使用と、同楽曲に対する批判を違法と訴え、同映画の配信、販売、プロモーションの禁止と損害賠償金を求めている。 IP NEXT ニュース / オノヨーコ、映画製作者を著作権侵害で提訴 そして、昨日、この裁判に対する判決が下った。この件について、Ars Technicaの記事を元に概観してみることにする。 なぜ「Imagine」が引用されたのか この映画自体は、昨今の疑似科学論争と重なる部分もあるのだけれど、進化論 vs. 創造論の論争を、創造論の観点からとらえた映画。実際に見たわけじゃないけど、プ

    オノヨーコ:『Imagine』の引用による映画差し止め請求、フェアユースを理由に棄却 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 既存のDRMスキームは終わりを迎えるだろう - P2Pとかその辺のお話@はてな

    少し前、RIAAの幹部からこのような発言があったことが話題となった。 RIAAのテクノロジ部門を率いるDavid Hughes氏は、Digital Hollywoodカンファレンスのパネルディスカッションで、「(最近)音楽の販売方法を22通り書き出してみたが、そのうち20通りはまだDRMを必要としている」と語った。「登録会員向けサービスも制限付きのプレイパービューも広告による提供も、いずれもまだDRMを必要としている。だからDRMは終わっていない」 (中略) DRMは終わりと考えるのはまだ早い、とHughes氏は言い、DRMが大々的に再浮上するとの見通しを語った。「風向きの変化があると思う。登録会員向けサービスへの動きが起こり、最終的にDRMが盛り返すことになる」 またHughes氏は、一般の人々から音楽に鍵をかける監視人のようなものと見なされにくくなるよう、DRMは変わらなければならない

    既存のDRMスキームは終わりを迎えるだろう - P2Pとかその辺のお話@はてな
    orihime-akami
    orihime-akami 2008/05/26
    なぜNAXOS Music Libraryに違和感がないか?インターネットに繋がったWin/MacなPCさえあればいつでも聞きたい音楽が聴けるからだ。
  • 生理的に受け付けないのでエロゲーは規制すべきだ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    簡単にいえば、規制強行派の人の根底にあるのって、そういう考えなんじゃないかなと思える。だって理由がこじつけすぎるんだもの。 最近話題になっている民主党 円より子参議院議員の嘆願を見ていて、当にそう思えるようになった。個人的には、エロゲであれ、しばしば問題視される二次ロリであれ、その他表現と比して過度に悪影響を与えるものとは考えられないので、大した根拠もなく、規制を声高に叫ぶというのは、おそらくは嫌悪感だったり、モラルといった次元での反発なのかなぁと思ってしまう。もちろん、今現在は「それほど影響はないだろう」ともは思っているが*1、かといってそれが明確な根拠をもっているわけでもないので、妥当性、信頼性の高い調査によって、そういった事実があるということが示されるのであれば、一定の範囲での規制は必要だ、という意見に変わるかもしれない*2。 ただ、現状の規制派の議論を見ていると、そうした事実の積

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    orihime-akami
    orihime-akami 2008/05/26
    一方的正義 vs 論理 vs 生理的(心理的)感触 のバトル。無教養な心理を論理では撃破できない。
  • 企業として二次創作を認めてよとか、認めたらマズいだろとか - P2Pとかその辺のお話@はてな

    極論と極論をぶつけ合うのは嫌いじゃないけど、話としては乱暴だよなぁと思うわけです。今回は二次創作のお話。 今、二次創作を認めている企業というのは殆ど無い。一部のエロゲメーカー程度だ。しかし、今、改めて「二次創作許可を全面に押し出す企業があってもいい」と僕は思う。 (中略) 今まで同人屋の戯言のように思われてきた「二次創作が作品人気を底上げしている」が、ここまでちゃんとした形になっている。 だから、今、改めて企業に「二次創作の許可、出してみませんか?」と問いかけたい。 二次創作を認める動きがあってもいい - はてな匿名ダイアリー この辺の感覚としては私も同意したいところではあるのだけれど、いかんせんこのエントリの中盤で、二次創作者の商業的な活動について触れているので、主たる主張の軸がぶれているようにも見えたりする。そういった部分に対して、 権利者が二次創作を黙認してくれている背景には,「彼ら

    企業として二次創作を認めてよとか、認めたらマズいだろとか - P2Pとかその辺のお話@はてな
    orihime-akami
    orihime-akami 2008/05/18
    世の中には同人音楽ってジャンルがありまして。これ、数少ない「著作権に真っ向から激突する」同人活動の形なんですよね。しかも商標権の問題ではない。
  • 1枚3,000円のCDが売れたときのJASRACの取り分 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    どうも「CDが高いのはJASRACがぼったくってるせいだ」と思っている人がいるようだ。痛いニュースなんかを見ていると、とりあえずすべての原因はJASRACだ、みたいな人が多いなぁと。私もJASRACは問題の多い組織だという印象を持っているけれど、かといってやることなすことすべてがおかしい、何か問題がある、という絶対的な悪の組織というわけでもないだろう。 ということで、CD1枚売れたときのJASRACのいわゆる「搾取」っぷりを考えてみるよ。 CD1枚につき… JASRACはCD(オーディオ録音)における音楽著作権料として6%の音楽著作権使用料を設定して徴収している。CDが1枚3,000円だとしたら、 3,000円 * 0.06 = 180円 これが音楽著作権使用料として徴収される。JASRACはここから6%を著作権管理料として差し引く*1。 180円 * 0.06 = 10.8円 ということ

    1枚3,000円のCDが売れたときのJASRACの取り分 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 音楽著作権管理事業者の新規参入を阻害するのは「Culture First」なんでしょうか - P2Pとかその辺のお話@はてな

    みんな大好きJASRACが公取委に怒られてるみたいだよ、っと。 ■ 音楽著作権管理、JASRAC独占の疑い・公取委が立ち入り:NIKKEI NET(日経ネット) ■ JASRACに立ち入り検査、音楽著作権新規参入を阻害 : 社会 : YOMIURI ONLINE ■ 公正取引委員会、JASRACに立ち入り検査--著作権管理市場を独占の疑い:CNET Japan ■ 公正取引委員会、JASRACに独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査:InternetWatch 確かに包括契約ってのは、契約を結んでしまえば、煩雑な処理が必要なく音楽を利用できるという点で、非常に有効な契約だとは思う。 ただ、それが許されていたのはJASRACが独占的に著作権管理業務を行っていたためであり、2001年の著作権管理事業法施行以降、競争相手が登場するいたっては、そうした利便性だけで判断されるものではなくなったと。 個人

    音楽著作権管理事業者の新規参入を阻害するのは「Culture First」なんでしょうか - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • JASRACがアーティストから搾取しているという誤謬 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    アーティストはJASRACから搾取されている、という批判をよく耳にするけれど、かなり違和感を覚えたりする。その第一の理由としては、JASRACとアーティストが直接著作権の信託契約を結んでいることはほとんどないということ。他によく耳にする批判として、JASRACが音楽の流通を阻害しているのだ、JASRACはアーティストの敵だ、という感じのものがあるのだけれど*1、音楽配信やネットラジオで音楽の利用がうまく進まず、それによって利益が生み出されない状況はアーティストの不利益でもあるとは思っているものの、それが主としてJASRACのせいだとは思えないんだよね。この辺のことを考える上では、JASRACの管理する音楽著作権と、JASRACの管理していない著作隣接権を分けて考える必要がある。 音楽著作権と隣接権の問題って、作詞作曲者とマネジメントとの契約、演奏者とマネジメントとの契約、マネジメントと著作

    JASRACがアーティストから搾取しているという誤謬 - P2Pとかその辺のお話@はてな