【ロンドン=岡部伸】英国防省は11日、英海軍の強襲揚陸艦「アルビオン」を北東アジアに派遣したと発表した。核開発を進める北朝鮮に対応する「同盟国支援」のためで、北朝鮮の海上密輸に対する監視や日本との訓練に参加する。 ウィリアムソン国防相は声明を発表し、「派遣は地域の平和や安全維持が目的。国際社会での責務として北朝鮮が言動を一致させるまで、同盟国と緊密に連携しながら圧力をかけ続けていく」と述べた。 日英はアジア太平洋地域で海上自衛隊と英海軍との訓練を実施することで合意している。アルビオンは英海軍フリゲート艦「サザーランド」と海上密輸の監視活動を行い、日米韓との訓練に参加する。フリゲート艦「アーガイル」もオーストラリアなどとの訓練参加後に北東アジアに移動する。
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