SESエンジニアとして客先となる会社に参画すると、必然的に客先の預かる機密情報や顧客情報を知ることになります。 エンジニアの参画にあたっては、発注者となる客先とSES企業はSES契約を締結します。 ただ、それとは別に、秘密保持に関する誓約書をエンジニアに直接提出することも一般的です。 また、エンジニアが、客先から離れる際は、業務上知りえた秘密情報を漏えいさせないことや、秘密情報の含まれているデータの削除などを要求することもよくあります。 それだけ、情報セキュリティは重要です。 SESエンジニアは客先から多くの経験を得て、それはキャリアップにつながります。ただし、秘密情報の取扱いには最善の注意を働く必要があります。 情報セキュリティのインシデントを発生させると、会社は打撃を受けますが、エンジニア自身の評価にも悪影響を及ぼします。 客先に常駐するエンジニアが、情報漏えいに関与したインシデントで
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