0~16歳の子どものうち、花粉症だと親が実感している子どもは31.5%で、アレルギーの代表格であるアトピー性皮膚炎の3倍以上にのぼることが分かった。また、花粉症の人に起こりやすいとされる「口腔(こうくう)アレルギー症候群(oral allergy syndrome=OAS)」に関する調査も行ったところ、花粉症の子どもの20.6%にOASの症状である「果物を食べたときの口や喉のかゆみやピリピリ感」がみられた。小児アレルギーの専門家は「OASは花粉症の時期に悪化するため、花粉症の対策も忘れずに実行することが大切」と呼びかけている。