悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 私の職場では2つ穴のパイプファイル(リングファイル)をよく使う。そのため、私はデスクの上にハンディタイプの2穴パンチを置いている。紙の縁に噛ませてパチンと鋏むだけの、よくあるやつだ。 あるとき、若いプログラマがこのパンチを借りに来た。何気なく彼の様子を見ていると、紙の真ん中を決めるのに苦労しているようだ。私のパンチには紙の位置を合わせるためのガイドが付いていないので、うまくできないのだろう。バインダーに綴じられた紙は、縁が揃っておらず、ガタガタになっていた。 こういうパンチを使うときは、紙を半分に折って、折り目をパンチの真ん中(目印がついている)に合わせるのである。もちろん、