あまり簡単には認めたくないところではあるが、早くも2022年が終わろうとしている。あっという間だった気もするけれど、今年の前半に起こった出来事は遠い昔のようにも思える。記憶が離散してしまう前に、例年通り、「私的ドボク大賞」を開催することで一年を振り返っておこう。14回目となるこの賞は、僕がその年に体験したドボク的ネタを振り返り、僕が感激したものを自薦して、僕が選考・表彰するという、誰の共感も求めない自作自演のアワードだ。 やはり今年もコロナ禍の影響で、出歩く機会はかつてと比べると少なかった。しかし、先日これはと思う対象をTwitterを使ってピックアップしてみたところ、作品数は限られてくるものの、一定のクオリティはしっかり保たれていることがわかった。早速、慎重かつ厳正に選出された6つのノミネート作品を時系列順に挙げていこう。 [1:サイバーパンク2077(ビデオゲーム)] いきなりリアル世