新聞作成に特化したユニークなDTPソフト。「流す」「畳む」といった新聞独自の編集操作に対応し、しかもほとんどの操作をマウスのみで行えるのが大きな特徴だ。「朝刊太郎」は、縦組み新聞を作成するための専用DTPソフト。“新聞専用”を謳うだけあり、テキストの自動整形や半角連数字自動縦表示(数字の組み文字)など、新聞特有の編集に便利な機能が用意されている。 実際に編集を行う際は、(1)段数や本文書体などの紙面の基本設定を行い、(2)記事(または記事+見出し)ファイルを選択して、(3)位置を指定する、というのが基本的な流れとなる。位置の指定では、記事の開始段(と終了段)をクリックするだけで適切に配置してくれる。すでに配置されている記事がある場合でも、空きスペースに適切に並ぶような配置を自動的に行ってくれる。掲載したいテキストが用意されていれば、記事の「流し」はもちろん、「畳む」などの複雑なレイアウトも