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雇用に関するoyoyomのブックマーク (86)

  • これだけ深刻な人手不足なのに、いつまでも賃金が上がらない理由(玄田 有史) @gendai_biz

    が嵌った逆ケインズ現象の罠 業務量の増大によるサービス残業や人手不足の深刻化を理由に、ヤマト運輸などの宅配業界で、労働条件の改善の取り組みを格化させる取り組みが話題となっている。 インターネット通販などの急速な拡大を背景としたもので、供給元のアマゾンなどの通販サイトや、通販利用者の理解が、取り組みの実現には欠かせない。 ただそれにしても、前提となる運賃値上げはヤマト運輸の場合、実に27年ぶり。どうしてこれだけ長い間、労働条件の改善の取り組みが、放置され続けてきたのだろうか。 そもそも人手不足にあるのは、宅配業界にとどまらない。 厚生労働省が発表した2016年度平均の有効求人倍率は1.39倍と、バブル期の1990年度(1.43倍)以来の高水準を記録した。 経済学の教科書には、人手不足になれば、労働市場の価格メカニズムにしたがって、おのずと賃金に上昇傾向が生まれると、きまって記されている

    これだけ深刻な人手不足なのに、いつまでも賃金が上がらない理由(玄田 有史) @gendai_biz
  • 人事評価から社員を解放する常識の一撃 年次評価をやめるアクセンチュア、朗報だが何かおかしくないか? | JBpress(日本ビジネスプレス)

    筆者は先週、当に久しぶりに、とても励みになる出来事を体験した。素晴らしいシンガーで過症を患っていたエイミー・ワインハウスがアルコールの過剰摂取で亡くなったことを取り上げたドキュメンタリー番組を最後まで見て心を痛め、何か自分を慰めてくれるものはないかと探していたのだが、アクセンチュアの最高経営責任者(CEO)が最新の経営計画について語ったビデオクリップでこれほどの慰めが得られるとは、まさか思ってもみなかった。 わずか1分間の動画の中で、同社のピエール・ナンテルムCEOは素晴らしいことを語っていた。全従業員33万人を毎年の人事評価の茶番から解放する、と述べたのだ。 「成績管理にあれだけの時間を費やすことがそれだけの大きな成果を生んできたかどうか、我々にはよく分からない」。ナンテルム氏は米ワシントン・ポスト紙にこう語った。 「個々の社員についてどう思っているかを、年に1度当人と話す。そんなの

    人事評価から社員を解放する常識の一撃 年次評価をやめるアクセンチュア、朗報だが何かおかしくないか? | JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 日本は今こそ労働時間改革を 旧来の企業文化は、この国が直面する課題に不向き | JBpress(日本ビジネスプレス)

    尽きざる生産勤しみ励み 世界の人に我等は送らむ 泉の水のこんこんと 絶え間なく出づる如 産業振興 産業振興 和睦一致の松下電器*1 そろいのつなぎ服を着た労働者が斉唱したこの歌は、今や遠い昔となった1960年代、1970年代の高度成長期には、かなり典型的な日の企業文化を表していた。 戦後のこの目覚ましい成功の大半は、西側で主流だったものとは大きく異なる企業活動を軸にして築かれたものだ。 大企業では、このシステムには複数の要素があった。年功序列型の賃金体系や終身雇用制度、労働者が主導する生産性改善運動といったものだ。 その中核にあったのは、昔の大名と雇われサムライの関係と比較する人もいる雇用主と従業員の間の社会契約だ。従業員は会社への絶対的な忠誠と引き換えに、業績とは無関係に毎年増えていく賃金を得た。この制度は大企業で働く人だけに適用された。 多くの労働者――ほぼ全員が男性――は、

    日本は今こそ労働時間改革を 旧来の企業文化は、この国が直面する課題に不向き | JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 急成長するオンデマンド経済:労働市場の未来:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2015年1月2日号) オンデマンド経済の隆盛は、労働者にも企業にも政治家にも、難しい問題を突きつける。 20世紀初頭、ヘンリー・フォードが流れ作業の組み立てラインと大量の労働力とを結びつけ、従来よりはるかに安価かつ迅速に自動車を製造できるようにした。その結果、自動車は金持ちのおもちゃから大衆の移動手段になった。 今日、サービス分野で同じことを実現しようと奮闘する起業家が増えている。コンピューターの力とフリーランス労働者を組み合わせて、かつては富裕層のみが享受できた贅沢なサービスを提供しようとしているのだ。 運転手に雇ってあげる――材の買い出しもお願いね 米ウーバー(Uber)はお抱え運転手を提供する。米ハンディ(Handy)は清掃人を手配する。米スプーンロケット(SpoonRocket)はレストランの料理を家庭に届けてくれる。 米インスタカート(Instacart)

    急成長するオンデマンド経済:労働市場の未来:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 長文日記

    長文日記
  • 雇用市場の成功が告げる量的緩和の終焉:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年10月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米連邦準備理事会(FRB)の資産購入が今週終わる。これは前代未聞の金融政策のクライマックスとなるが、意気揚々と勝利宣言する余裕はない。 大きなショックがない限り、FRBは月間150億ドルの最後の資産購入をゼロに減らし、2012年9月に始まった量的緩和第3弾(QE3)を完了する。 歴史的なプログラムの静かな終わり しかし、10月29日には記者会見がないため、FRBの唯一のメッセージは声明の発表となる。声明では、変更は小幅なものになる可能性が高い。 これは、米国経済を再び軌道に乗せるのを後押しし、FRBのバランスシートに数兆ドルの資産を追加した歴史的な資産購入プログラムの静かな終焉となる。 FRBは最近の株式市場の乱高下や世界経済の成長に対する懸念にもかかわらず、資産購入――長期金利の引き下げを目的とした政策――を打ち切る予定だ。QE

    雇用市場の成功が告げる量的緩和の終焉:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 世界で続く賃金大停滞:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年9月6日号) 先進国全体で賃金が停滞している。 各国の中央銀行はかつて、賃金の高騰を激しく批判していた。1970年代のような、物価と賃金がともにスパイラル的に上昇する破滅的な事態に逆戻りしないように、という先入観が常に働いていたのだ。ところが、金融危機以降、中央銀行は全く逆の悪循環を懸念してきた。賃金の停滞と、拡大するデフレのリスクだ。 先進国ではここ数年、賃金の下落傾向が見られる。経済協力開発機構(OECD)が9月3日に発表した今年度の「雇用アウトルック」によれば、OECD加盟国では2010年から2013年にかけて、実質賃金(インフレ調整後)が横ばいだったという。 国・地域によって異なる賃金停滞の理由 その間、米国はほとんど上昇していないし、ユーロ圏と日では減少している。ポルトガルやスペインなど、問題を抱えるユーロ圏の周縁国の落ち込みが特に激しいが、英国も

    世界で続く賃金大停滞:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • ジャクソンホール会議、議論は雇用懸念に終始:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年8月25日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米カンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム(通称ジャクソンホール会議)の昼会で、欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁は米連邦準備理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長の隣に座った。そして講演のため立ち上がると、自分のスピーチはイエレン議長のそれに似ていると指摘することから話を始めた。 欧州の失業は構造的(それゆえ恒久的)だが、米国の失業は景気循環的(そのため、経済回復とともに解消する)というのが既成概念だが、現実はもっと込み入っているというのがECBとFRBのメッセージだ、とドラギ氏は語った。 先進国の労働市場を巡る不確実性 「状況は複雑なんだ!」。今年のジャクソンホール会議からのメッセージはこれに尽きたと言ってもいいだろう。グランドティトン国立公園の壮大な景色を背景に開かれたジャクソンホール会議のテーマは労働市場であり

    ジャクソンホール会議、議論は雇用懸念に終始:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 日本女性と仕事:国民の半分に重い足かせ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年3月29日号) 日の職場における女性の低い地位は数十年間にわたりほとんど改善されず、その結果、国が苦しんでいる。安倍晋三氏はこの現状を変えたいと思っている。 カワバタ・カレンさんは、日最高の知的資の代表格だ。日一の名門大学、東京大学を卒業したばかり。皮肉屋で落ち着いた雰囲気のカワバタさんは米国人の母親と日人の父親を持ち、日企業が近年特に重視している、語学力と国際人としての態度を備えている。4月にはコンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、即座に世界を駆け巡るエリートの仲間入りを果たす。 しかし、カワバタさんには、行く手の障害物が見えている。彼女は、この先、伝統的な日企業に転職することになった場合に自分が直面する困難を強く認識している。勤務時間は猛烈に長く、深夜を越えることもしばしばで、その後には「飲みニケーション」(日語の「

    日本女性と仕事:国民の半分に重い足かせ:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • エリートの移住労働者を歓迎せよ 優秀な人材の流入はコストよりずっと大きな恩恵をもたらす:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年1月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) シリコンバレーのベンチャーキャピタリスト、トム・パーキンス氏は、裕福な米国人――いわゆる「1%」――に対する批判を1938年にドイツで起きた反ユダヤ暴動「水晶の夜」事件と比較して大失態を犯した。クライナー・パーキンス・コーフィールド&バイヤーズ(KPCB)の共同創業者であるパーキンス氏は、その後、謝罪した。 同氏はナチスを引き合いに出すことはもとより、大富豪をあえて賞賛する必要もなかったろう。ただ、擁護に値する人たちに焦点を合わせればよかったはずだ。グーグルその他のハイテク企業で働き、サンフランシスコ市からシリコンバレーまで社用バスで通勤する従業員たちである。 パーキンス氏が感情を爆発させたきっかけの1つは、サンフランシスコで起きた「テクノギーク」移住者に対する抗議デモだった。 賃料高騰でシリコンバレーのIT企業を攻撃するサンフラン

  • 技術と雇用:将来の雇用状況に備えよ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年1月18日号) 現在の技術が将来の雇用に与える影響は、途方もなく大きい。そして、その備えができている国はない。 進歩の霊薬であるイノベーションは常に人々から職を奪ってきた。産業革命では、機織り職人が自動織機に一掃された。ここ30年では、20世紀の中流層の生活を支えた中程度スキルの職の多くがデジタル革命に押しのけられた。タイピスト、チケット販売業者、銀行の窓口係、そして多くの生産ライン作業が、かつての機織り職人と同じように消えていった。 誌(英エコノミスト)をはじめ、技術の進歩が世界を良くすると信じる者から見れば、こうした激動は、高まる繁栄の自然な一過程だ。イノベーションは一部の職を奪う一方で、新たな、そしてより良い職を生み出す。生産性が向上すれば、社会がより豊かになり、より裕福になった住民がより多くの商品やサービスを求めるからだ。 100年前の米国では、3人

  • 若者の苦悩の原因は政策ではなく運の悪さだ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    英国は他に類を見ないほど階級に縛られた社会だと考える人は、フランスやインド、また、それを言えば米国の東海岸を試してみるべきだ。 また、英国では世界の多くの地域ほどには人種が感情を刺激するテーマにならない。何しろ、この10年間で地元の住民を動揺させたのは欧州出身の他の白人の到来だった。 宗教に関して言えば、信仰心が薄い、または存在しない国民を宗教が分裂させる程度には限界がある。 世代間に大きな断層線 英国の真の断層線は世代間にあり、その度合いはますます強まっている。高齢者はその人生において経済と国から大きな恩恵を受けてきたと見られている一方、若者は犠牲者だと考えられている。 そして、この不平等は、高齢者が免除されている近年の財政再建によって一段と悪化した。デビッド・キャメロン首相は1月5日、国民年金は2020年まで少なくとも年間2.5%ずつ増加し続けると述べ、冬季暖房費支給などの恩恵には手を

    若者の苦悩の原因は政策ではなく運の悪さだ:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 新卒以外の"潜在能力"はなぜ報われないのか

    卒業即就社、日ではまだまだ当たり前? 2015年4月就社の新卒就職活動が12月1日から始まった。筆者が勤める一橋大学でもリクルートスーツを着た学生をキャンパスでちらほら見かけるようになった。学校から職場への間断ない移動を実現するこの就職活動だが、いったいなぜこのような慣行が成立したのか、どのような機能を果たしているのか、今後はどうなっていくのかということを労働経済学の視点から考えてみたい。 日では、いわゆる名門大学の卒業生の多くは、大学4年の夏ころまでには就職先から内々定を受け取る。また必ずしも名門に分類されない大学、専門学校、高校の卒業生にしても卒業時点で就職先が決まっていることは珍しくない。しかし、学校を卒業してすぐに仕事へ移行するというのは国際的にみると決して一般的とは言えない。 ヨーロッパの若者の場合は? 少し古い数字になってしまうが、1994年から2000年のヨーロッパ12か

    新卒以外の"潜在能力"はなぜ報われないのか
  • フランス企業の人員削減に騒がなくなった労組と政府:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年12月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) フィリップ・ドルジュ氏は4カ月間にわたり、毎週、蛍光灯のついた地下室にこもり、プジョーシトロエングループ(PSA)とフランスでも特に恐れられている産業労働組合との意見の相違について徹底的に議論した。結局、労使は10月に、残業代を削減し、給与を凍結することに合意した。 労組側が作戦を話し合うために別室に引き揚げて「白熱することもあった」とPSAのドルジュ氏は言う。「だが、自動車市場は変わった。最終的には皆、我々が市場とともに変わらなければ倒れるということを理解した」 PSAだけでなく、エールフランス・KLM、ミシュランなどもリストラ断行 交渉に成功したのはドルジュ氏だけではない。多数のフランス企業がここ数カ月間でリストラを行っており、過去数年とは異なり、ストライキや怒った政府の介入にほとんど邪魔されることなく、プロセスが円滑に進んでい

  • 大連立政権の樹立で合意:首相、最低賃金導入など譲歩 ドイツ・政治

    メルケル首相率いるキリスト教民主同盟・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)は27日、大連立政権の樹立で合意した。首相が全国統一最低賃金の導入などで譲歩した。連立協定の内容がSPDの党員投票で承認されれば大連立政権が誕生する。投票結果は12月半ばに判明す…

    大連立政権の樹立で合意:首相、最低賃金導入など譲歩 ドイツ・政治
  • 下がり続ける労働分配率:労働者の痛み:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2013年11月2日号) 全世界において、労働は資に対して劣勢に立たされつつある。 中国における製造業の中核地域の真っ只中に位置する、深センの広大な工場では、25万人近い労働者が西側の市場に向けた電子機器を組み立てている。ここは、フォックスコンが運営する多くの生産施設の1つにすぎない。同社はアップルなどのブランド向けに製品の生産を行い、中国全土でほぼ150万人に達する労働者を雇用している。米国では、フォックスコンは安価な国外の労働力がもたらす経済的な脅威の象徴となっている。 しかし、結局のところ、中国でも米国でも、労働者は共通の脅威に直面している。ここ数十年、労働者が経済成長から得られる所得は、かつてないほどに落ち込んでいるのだ。 賃上げにつながらない生産性向上、成長による利益は資の所有者に 国民所得における「労働分配率」は、1980年代以降、世界の大部分で下降を続

  • 技術が進化し機械化が進んだとしても労働者が仕事を奪われることはない

    By Pascal さまざまな作業が機械化されて生産性が高まる一方で、合理化に伴う「人減らし」によって職を失う人がいるという事実は、現代社会の失業問題の根的な原因だと言われており、テクノロジーの進化が人間から職を奪っていると公言する学者がいるほどです。しかし、これに真っ向反論し、技術進化に伴う機械化は職を奪うものではなく雇用を破壊していないという見解が出されています。 Stop Saying Robots Are Destroying Jobs—They Aren't | MIT Technology Review http://www.technologyreview.com/view/519016/stop-saying-robots-are-destroying-jobs-they-arent/ つい最近マサチューセッツ工科大学(MIT)のデービッド・ロットマン技術調査員は「技術

    技術が進化し機械化が進んだとしても労働者が仕事を奪われることはない
  • Joe's Labo : 【書評】なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか

    2013年08月20日14:11 by jyoshige 【書評】なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか カテゴリ書評 なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか (働く・仕事を考えるシリーズ) [新書] 3人の著者はいずれも第一線の労働弁護士で、法律家の立場から、各種判例を 交えつつ、日の雇用法制に大胆に踏み込んだのが書である。 タイトルを見てアベノミクス批判と思った人もいるかもしれないが、書はアベノミクス 自体をどうこう言うではない。ただ、どんなに金融緩和をして多少景気を良くしたところで 日企業がおいそれとは賃上げ出来ない構造について解説する(下線は書からの引用)。 主な論点について紹介しておこう。 ・終身雇用のままでは、怖くて賃上げなんて出来ない 筆者自身もこれまで述べてきたように、一度上げてしまった賃金はなかなか下げられない ため、当なら賃上げできる状況でも企業は賃

  • 働き過ぎの現代人:非・勤勉のススメ

    (英エコノミスト誌 2013年8月17日号) ビジネスピープルは、することを減らして考えることに時間を充てる方が成果を上げられるはずだ。 ビジネス界のリーダーには、もっと多くのことを成し遂げるための方法や、その必要性を説く者が後を絶たない。 シェリル・サンドバーグ氏は著書『LEAN IN(リーン・イン 女性、仕事、リーダーへの意欲)』の中で、女性たちに対し、成功したければリーン・イン(一歩踏み出すの意)するよう強く勧めている。ジョン・バーナード氏は『Business at the Speed of Now(現代にふさわしいスピードのビジネス)』の実践について、同名の著書で息つく暇もないほど次々と助言を繰り出している。 マイケル・ポート氏は営業マン向けに、著書で『Book Yourself Solid(予定を目一杯詰め込む)』コツを伝授する。そして、少しは自分の時間を確保できるかもしれないと

  • 欧州の若年失業:失敗が「保証」された失業対策

    (英エコノミスト誌 2013年7月20日号) 欧州の若年失業に対処するドイツ主導の対策はあまりにも貧弱だ。 ドイツのアンゲラ・メルケル首相が何かがユーロ圏の優先課題だと宣言すると、欧州の政策機構がギアを1段上げる。メルケル首相はここ数カ月で、とてつもなく高い南欧の若年失業率のリスクに目覚めた。 緊縮財政の擁護者たるメルケル首相は、スペインやギリシャ、イタリアの首脳と同調し始め、若年失業は欧州の「最も差し迫った問題」であり、このまま放っておけば「失われた世代」を生みかねないと述べた。その結果、首脳会議が相次ぎ開催され、欧州大陸の若年失業者を支援する計画が次々と打ち出された。 欧州各国の首脳は「若年保証」制度を約束した。欧州のすべての若者を対象に、失業後、あるいは正規教育から離れた後4カ月以内に仕事を見つけるか、職業訓練や高等教育を受けられるようにする仕組みだ。指導者らは向こう2年間で、危機で