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ブックマーク / chikawatanabe.com (10)

  • 書評:「グローバルキャリア:ユニークな自分の見つけ方」

    石倉洋子さんの。石倉さんは、以前も「世界級キャリアのつくり方」というを出版、一貫したテーマをお持ち。今は慶應のメディアデザイン研究科の教授をされている。私は、マッキンゼー・アルムナイ繋がりで何度かお目にかかった。 石倉さんは、動物にたとえるならカモシカ。足が細くてミニスカートのスーツがよく似合う。(羨ましい。)サバサバ度も極めて高く、とてもステキな方です。 書は、世の中の環境がどう変化しているのか、そのなかで個人はどのようにキャリアを考えたらよいかを説明しているが、グローバルなキャリアを持つ日人のインタビューも数多く掲載されている。 中でも一番面白いのは石倉さん個人のキャリア。 大学3年でアメリカに1年留学、帰ってきてから就職まで1年半あると思っていたら、アメリカの学位が日の大学で認められたので、思いがけず帰国して半年で卒業となり、就職活動に出遅れてフリーターになった・・・とか。

    書評:「グローバルキャリア:ユニークな自分の見つけ方」
  • Foodspottingに見る起業アイデアの固め方

    先週東京は白金(プラチナ?)で行ったエンジニアのための起業セミナー、Tech Founders Japan。倍率5倍をくぐり抜けてご参加いただいた皆様ありがとうございました。 今日のブログでは、当日の最初のプログラムであった、サンフランシスコのベンチャーFoodspotting(日語版iPhoneアプリもあり)のファウンダー、Alexaによるスピーチの全原稿と、その和訳を掲載します。 起業のアイデアがあるときに、それをどうやってブラッシュアップしていくか、エンジニアでない人がエンジニアのパートナーを探すためにどうするか、といったことを、ユーザエクスペリエンスの専門家であるところのAlexaが雄弁に語ります。 Foodspottingは、キュートなiPhoneアプリ。「べたものの写真をアップする」という機能にフォーカスしたシンプルなものなのですが、そのシンプルさの裏にはこんな努力があるん

    Foodspottingに見る起業アイデアの固め方
  • meetとseeに関するメモ

    実は私、いまだに「エスカレーター」と「エレベーター」、どれがどっちかとっさにわからない。中学・高校の頃よく行ってた吉祥寺のパルコというデパートのエスカレーターで、セクシーな女性の声の英語のアナウンスがいつもかかっていて「When you take the escalator…」とはじまるのだが、この音声を文頭から丸々思い出してはじめて「階段がエスカレーター」と判断できる。ま、長年やってきたので1秒あればわかるんですけど、でも、1秒かかります。 っていうか、パルコがなかったら今頃私はどうなっているのだろうか。ありがとう吉祥寺パルコ。 ・・・と前置きが長いんですが、同じようにいつまでも混乱するのが「会う」という意味でのmeetとseeの違い。 問) It’s nice to meet you. It’s nice to meet with you. It’s nice to see you.

    meetとseeに関するメモ
  • On Off and Beyond: 海外での仕事に必要な英語のレベル

    世界で働く皆さんの体験記を4回連載しましたが、英語ができたら働ける国、というのは英語圏でなくても結構ある。少なくとも最初は英語で入り込める、という国はたくさんあります。特にエンジニアだったらその傾向は強いと思います。 さて、では、どの程度の英語力があれば海外で働けるのか。著しく主観的に図解してみたいと思います。 海外で働いたことのない人が考える「海外で働くために必要な英語力はこのくらい」というのはこんな感じじゃないかと。あ、縦軸は「英語力」です。 うわ、こりゃ遠い・・・・となるわけですが、実際はこんな感じじゃないかな、というのが下。 特にエンジニアは「仕事で必要レベル」はかなり手の届くところにある、、、というか、完璧から程遠くてもOKなのです。エンジニア以外でも、「手に職系」の仕事はすべからくこの傾向があると思います。 (もちろん、「ニュースキャスターになる」とか、「映画俳優になる」とかだ

  • 海外で働く体験談集:オセアニア・中近東・南米編

    昨日の「海外で働く体験談集:アジア編」に引き続き、オセアニア・中近東・南米編です。長さの関係上、脈絡の無い3地域になってしまったのはお許しを。2009年5月に書いた「海外で働く人の体験談募集」というエントリーにコメント・トラックバックで頂いた皆さんの体験談です。赤字は私が付け加えました。 オセアニアはオーストラリアとニュージーランド、中近東はクウェートとバーレーン、南米はブラジルです。ニュージーランドは「家族と自然を愛するITエンジニアの楽園」という感じがします。(いや、もちろん、色いろ大変なこともあるのでしょうが。) オセアニア オーストラリア by tamkohさん 1. 今いる国 オーストラリア 2. 今の勤務先の業種・社所在地 会計事務所 3. 今している仕事の職種 日系企業及び豪州現地中小企業に対するTax & Accounting compliance 4. 今のワークライフ

    海外で働く体験談集:オセアニア・中近東・南米編
  • 日本語のTwitterと英語のTwitterは別メディアであることについて

    別に、「国民性が・・・・」とか言うつもりはなく。単に1文字にこめられる情報量が違うので、同じ140文字でも、詰め込めるアイデアの量が全く違う。なので、メディアとして似て非なるよね、という話。 たとえば、 日が誇るベンチャー会計士、磯崎さんのTweet。それぞれ最後のカッコ内数字は文字数 (前にも書きましたが)、今でも大半の上場会社の役員はほぼ「従業員代表」だけで構成されているので、「経営危機」にはならないと思いますが。 逆に、ドイツの例など聞くと、組合側が「経営に取り込まれる」のを危惧する必要があるのかも。 (111) 企業でも、内部で決めた予算等はさておき、外部との契約は経営者が変わっただけでは原則変更できないかと思います。 @mohno 余談ですが、国境/領土とか、戦後補償とか、“国際的な政府の見解”は、政権が変わったからって「あれはナシってことで」というわけにはいかないでしょうね。

    日本語のTwitterと英語のTwitterは別メディアであることについて
  • プレゼン上達は見る+練習する

    の会社がアメリカに進出するための会社・ビジネスの売り込み方では、まず質的な中身ことを書いたが、プレゼンのハウツーもやっぱり大事。で、世の中には様々なノウハウが出ているので、「プレゼン」「上達」でGoogleなどで探してもらうとして、そのハウツーを体で覚えるために必要な二つのこと。それは 上手なプレゼンをたくさん見る・聞く 準備に時間をかける・練習する 大変だけど、これを避けて通ることはできません。 上手なプレゼンをたくさん見る・聞く ここでは、「アメリカの」上手なプレゼンを見るのが大事。 「ITベンチャーが次から次へとプレゼンする」というDemoやTechCrunch50というコンファレンスの個々の会社のプレゼンは、ビデオアーカイブになっている。一社6分で説明して行くもの。まずはこのあたりを見てみて欲しい。 Demo 他の会社のプレゼンはこちらのリンク先からどうぞ TechCrunc

    プレゼン上達は見る+練習する
  • 危機感を共有するだけでは改革は起こらない

    よく「日は、みんなが問題に直面し、危機感が共有されれば、そこから向上していくのだ」みたいなことを最近耳にする。。。。んだけど、私はひとり「ふふふ、甘いな」と思っています。はい。 だって、もう既にかなーりにっちもさっちもいかないでしょ? 少子化。国の借金のとんでも対DGP比。デフレ。円高。特に少子化が、例えウルトラ級の改善策を今打ち出しても、効果がでるまでに何十年もかかるというのが痛い。 既に平均ではこんなに貧乏になっている・・・。 そんな今の状況を見て危機感を感じてないんだったら、この先少々のことがあっても危機感を感じたりしないことでしょう。 多分、戦争になって敗戦する、くらいの「ほんまものの絶望」がこないと、どうにもならないのでは。 「人が変革のための行動を起こすには二つの理由が必要だ。ひとつは問題を認識すること。もうひとつは実行可能な解決策を知っていること」 とむかし、とある人にいわ

    危機感を共有するだけでは改革は起こらない
  • Roomba営業隊員

    春にロボット掃除機、Roombaを買ったんですが、いやー、スバラシイ。歴史に残る家電の大発明ではなかろうか。感動した私は、それ以降、家に遊びに来る人たちにデモしてみせて、既に4人は買った。我が家のRoomba購入後「家に遊びに来た人」は多分30人くらいしかいないので、すごい確率です。さらにその人達の家でRoombaを見た人が買っている。 これって、何のネットワーク商法? Roombaの何が素晴らしいと言って、「無能なのが賢い」というインターネットのような性能がスバラシイ。 基は、部屋の中を真っすぐ進み、何か障害物に当たったら妙な角度で曲がってまた真っ直ぐ進む、というのを繰り返すだけ。これでも、一定時間繰り返していると、確率統計的に全体がカバーされるのです。「部屋の形を学習してその中で最適に掃除する」なんていう凝ったことをすると、頭脳部分が高価になり、アメリカの一般家庭向きの値段に抑えられ

    Roomba営業隊員
  • 翻訳・通訳は難しい

    翻訳(通訳)って、すごい難しい。文字も話すのも。 私の場合、仕事柄、通訳する場合は、訳しながら、自分の意見も差し挟んだり、質問したり、と「考える」方も平行してやるので、まぁ1時間続けると低血糖で手が震えてきます。激しく脳が使われている感じ。マルチスレッド処理。ただし、これはほぼ全文キチンと訳す場合。普通はポイントとなるところとか、特に誤解を招きそうなところだけ訳すので、そこまで大変ではありませんが。 文字のものを訳すのは、自分が知らない領域だと、ホントに時間がかかる。そもそも、その領域について学ぶところから始まるので。例えば、数年前、ハワイの親戚に 「この日語の新聞の記事を英語に訳してくれ」 と頼まれた。短い記事だったのだが、見てくらくら。 いわく、硫黄島で戦ったアメリカ人の兵士だったおじいさんが亡くなって、その遺品から日章旗が出てきた。きっと日兵のものだからその人に返したいと探したと

    翻訳・通訳は難しい
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