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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (8)

  • POLAR BEAR BLOG: データ・フィランソロピー

    データを処理する技術の発展により、データから様々な価値を生み出すことが可能になりました。それによって「素材」や「資源」としてのデータの潜在的価値は、これまでにないほど上昇しているといえるでしょう。その一方で、大量のデータを収集・保管するという作業においては、未だに公的機関や大企業が優位性を維持しています。 そこで公の利益を実現するため、データを持つ組織がそのデータを寄付するという「データ・フィランソロピー」の概念を広めてはどうか、という意見が出てきているそうです: ■ Data Philanthropy: Open Data For World-Changing Solutions (Fast Company) この言葉は世界経済フォーラムのCTO、Brian Behlendorf氏がダボス会議で提唱したもので、国連も支援しているのだとか(実際に国連ではGlobal Pulseというサイト

    packirara
    packirara 2011/12/14
    面白い考え方/一度匿名化したデータを放流して、面白い分析結果が出てきたら再度手元の原データを吟味する、といったサイクルが確立されたら提供側にもメリットがありそう。
  • 「電気を蓄電池で配る」という発想

    EV(電気自動車)の充電を充電スタンドで行うのではなく、充電が完了した蓄電池をステーションに用意・蓄電池ごと交換してしまえば時間短縮になるしバッテリー保有のリスク・コストを負うこともない――そんなモデルを具体化しているのが、ご存知ベタープレイス社ですが、この「ベタープレイス・モデル」とでも呼ぶべきアイデアを蓄電池全般で実現してはどうかという会社が存在しているそうです: ■ EGG Energy: The Netflix of Batteries for the Developing World (Earth2tech) タンザニアで活動している EGG-energy (公式 Twitter アカウント)という会社がそれ。MITとハーバード大学の関係者らによって2008年6月にスタートしたそうで、同国で電力へのアクセスを持たない人々のために、通信で言えば「ラストワンマイル」的なサービスを提供

    packirara
    packirara 2010/01/18
    田舎によくある、プロパンガスの宅配みたいなイメージ。
  • その議事録、グラフィックアーティストが美しく清書します!

    あー、これは面白いサービスかも。ミーティングの議事録をどうまとめるか?というのは事務仕事をする人々にとって永遠のテーマだと思いますが、「てきとーにまとめればいいや」という後ろ向きな姿勢を180度逆にして、「いっそのことグラフィックアーティストに頼んでしまおう!」というサービスです: ■ Meeting notes drawn up by graphic artists (Springwise) 紹介されているのは Bigger Picture というサービス。デンマークの会社が提供しているもので、ミーティングの内容を美しいグラフィックを使ってまとめてくれるそうです。まとめるフォーマットはアナログからデジタルまで、まとめる目的もサマリーからプレゼンテーション用まで、様々なリクエストに応じてくれるとのこと。クライアントにはあのイケアやWWF(世界自然保護基金)なども含まれているそうですから、そ

  • インフォグラフィックスを行政で活用する、というアイデア

    これはまだ実験段階の話だそうですが、なかなか良さそうなアイデアです。インフォグラフィクスの技術を行政で活用する、というもの: ■ Data.gov.uk Newspaper (Newspaper Club) なかなか一言では説明しづらいのですが、自治体が住民向けに公開している情報を、分かりやすく編集して新聞形式にまとめてしまおう、というアイデアです。新しく転入してきた住民たちに対して、市役所で配布したり、あるいは配布を希望する住民たちに郵送したりすると。 実際の紙面はこんな感じ: 左側のページには犯罪の発生率とその推移(種類別)、右側には市民農園の場所と希望者数、緑地の割合なんて情報が掲載されています。 さらにこちらは別のページのイメージ。こちらは主要都市に移動する際にかかる時間(とその交通手段)、公共交通案内などが掲載されていますね。 ということで、何のことはない、自治体が普通に公開して

    インフォグラフィックスを行政で活用する、というアイデア
  • 「無料レンタカー」サービスが登場

    クリス・アンダーソンの最新作"FREE"では、様々な「無料ビジネス」の具体例が紹介されているのですが、この事例も掲載されて良いかもしれません。ニュージーランドで、無料のレンタカーというサービスが登場したとのこと: ■ Free car rentals in New Zealand (Springwise) 紹介されているのは Transfercar という会社。なぜレンタカーが無料になるのか……というと、そこにはちゃんと仕掛けが存在します。実はこの Transfercar、レンタカーといっても自分の好きな場所に行けるわけではなく、自分の好きなクルマを借りれるわけでもありません。しかも期日まで指定されています: ここまででお分かりになった方もいらっしゃるかもしれませんが、要はレンタカーという姿を取りつつ、実はユーザーにクルマを運ばせてしまおうというビジネスなわけですね。Transfercar

    「無料レンタカー」サービスが登場
    packirara
    packirara 2009/08/01
    見事としか言いようがないビジネスモデル。
  • 英国政府の公式 Twitter ガイドラインが非常に参考になる件

    ということで、今日のシロクマ日報で紹介した「英国政府関係者向け Twitter ガイドライン」。なかなか参考になるので、内容を一部紹介してみたいと思います。 (※8月3日追記:作者の Neil Williams さんから了解をいただき、全文を日語訳してみました。ご興味のある方は、こちらのリンクからご確認下さい。) ちなみにこちらが原文。Scribd のアカウントを持っていれば、PDF形式等でダウンロードも可能です: Template Twitter Strategy for Government Departments 【リスク】 まずは4章の「リスク」。文字通り政府系 Twitter が気をつけるべきリスクが解説されているのですが、対策が参考になります。いくつか抜粋してみると: 人手不足、または許可が下りないことが原因で、一般ユーザーからの「会話に参加しろ」「質問に反応しろ」という声に

  • ボストン市、iPhone での苦情受け付けアプリを開発中

    相変わらず米国の公共部門はテクノロジーを取り入れるのが早いのですが、今度はボストン市が市民からの苦情を受け付けるため、iPhone の専用アプリを開発中だそうです: ■ In Boston, an iPhone app for civic complaints (Springwise) アプリの名前はその名も"Citizen Connect"。実物は8月中のリリースを予定しているそうで(記事の情報が正しければ、現在テスト中で70名のユーザーが試験運用しているとのこと)、完成したあかつきには以下のような機能が提供されるのだとか: 落書きやゴミなど、近所にある問題について市当局に報告ができる。 その際、写真を撮って送ったり、GPS機能を使って正確な場所を通知することも可能。 受け付けた苦情には通し番号が発行され、それによって問題の解決状況をトラッキングすることが可能。 当然ながらアプリは無料。

  • 「この荷物、このサイズの箱で大丈夫?」が事前に分かる"Virtual Box Simulator"

    これはナイスアイデア。AR(拡張現実)技術というと、現在はゲームや広告などといった用途が主流ですが、非常に実用的な活用例が登場しました。米国の郵便局である、USPS(United States Postal Service、米国郵政公社)が立ち上げたサービスです(via Marketing VOX): ■ USPS Priority Mail - Virtual Box Simulator グダグダ説明するより、紹介ビデオを見てもらった方が早いかもしれません。特にARモノということで、実際の姿を見てみないと便利さが分からないですしね: サイトで提供されているUSPSのロゴマーク(ちなみにワシを象ったもの)を印刷し、それをウェブカムに写すと、実際に使われている梱包用の箱と同じサイズの「バーチャル・ボックス」が画面上に現れます。この「バーチャル・ボックス」は半透明になっているので、今から送ろう

    「この荷物、このサイズの箱で大丈夫?」が事前に分かる"Virtual Box Simulator"
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