私はこれまで30年近く、累計15万人以上のサラリーマンの資産形成のお手伝いをしてきました。この経験からわかっていることがあります。それは、ごく平均的な収入のサラリーマンでも、在職中に億単位の資産を築いた「億り人」(トレードだけでなくひろく投資全般で築いたという意味で)が少なくない、ということです。 億万長者への種銭は「社内の預金制度」で作る 「まさか!」と思われるかもしれませんが、これは事実です。それも親の遺産を相続したという類の話ではありません。億まではいかなくても、数千万円の資産形成をした人であれば、相当数存在します。年収500万円の人でも「その資格」は十分あります。そんな人たちに共通するのは以下の3つの鉄則です。 1)若いうちから給与天引きを行っていた 2)会社の制度をできるかぎり利用した 3)継続的に投資を行っていた 今回は、上記のうち1と2、特に意外と知られていない「有利な会社の