1月15日、トランプ米大統領(写真)は、会見場面を撮影した写真にどうすれば政治的効果を持たせることができるか良く分かっている。ホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque) [サンフランシスコ 15日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米大統領は、会見場面を撮影した写真にどうすれば政治的効果を持たせることができるか良く分かっている。15日にホワイトハウスで行われた米中貿易協議「第1段階」の合意文書署名式には、今回の合意でメリットを享受する可能性がある企業の首脳が勢ぞろいした。例えばボーイングのデービッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)、カジノ業界大立者のシェルドン・アデルソン氏、大手投資会社ブラックストーンのスティーブ・シュワルツマンCEOなどだ。さらにはかつて米国の対中外交を主導したヘンリー・キッシンジャー元国務長官も顔を見せた。
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