シリコンバレーとサンフランシスコ市などを合わせたベイエリアの行政当局は米国時間の3月16日、17日0時から3週間、原則として外出を禁じる命令を出した。食料品の買い出しやガソリンスタンドでの給油など、生活に必要な行動は制限されない。新型コロナウイルスの感染の封じ込めを図る目的で、約700万人に影響がおよぶ。 レストランでの店内飲食やバー、ネイルサロン、理髪店などの営業は禁止される。旅行や不要不急の用事での外出、家庭内でのパーティーなども禁止だ。仮に命令に反すると、カリフォルニア州法に基づく軽犯罪として扱われる可能性がある。 食品スーパーや薬局、医療機関、ガソリンスタンド、金融機関などは営業を継続でき、必要があってそれらの施設に行くことは許される。公園などを散歩するのも可能だが、他人との距離を6フィート(約180センチメートル)取ることが求められている。 GAFAのお膝元で壮大な「社会実験」