ウクライナ国際航空の旅客機撃墜事件に揺れるイランは参加しない。市民の抗議行動が盛り上がり、政府は対応に追われ、ロウハニ大統領は事件を巡り国際的な圧力にさらされている。ウクライナのゼレンスキー大統領は出席の予定を変えていない。 今年の会議のテーマは「持続可能で団結力のある世界を築くため当事者として関わること」だ。昨年の会議で「私たちの家が燃えている」と訴えたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんも再び参加する。トランプ氏はツイッターで、トゥンベリさんには怒りの感情をコントロールできないという問題があるとからかったことがある。 このほか日本銀行の黒田東彦総裁、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁、イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁ら中銀関係者、欧州委員会のフォンデアライエン委員長、メルケル独首相、中国の韓正副首相、香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官らも出席を予定する。