申請すら必要なく… アメリカでも日本の「10万円」給付金のような新型コロナによる給付があった。だが、アメリカでは誰もなにも申請すらしていない。自動的に各自の銀行口座に振り込まれていただけだ。3月27日にアメリカで支援法案が通り、満額で1200ドルの給付金は早い人は2日、遅い人でも2週間程度で振り込まれている。 しかも今回、アメリカ政府は個人の収入により給付金の金額を変えた。満額は1人につき1200ドル(約13万円)だが、収入が多い人は200ドル(約2万1000円)の人もいる。さらに収入が多い人は給付金ゼロという施策だった。 アメリカ政府による給付金は、アメリカ人が持つ社会保障番号、正式名称ソーシャル・セキュリティー・ナンバー(SSN)によって自動的に支給額が仕分けられ、各個人の銀行口座に振り込まれていた(以下、SSN)。アメリカでのSSNは、日本のマイナンバーにあたる。 アメリカ人は毎年の