1週間以上に渡って続いている「令和2年7月豪雨」。週明けも雨の強まる所があって、油断の出来ない状況が続きます。ただ、来週後半になるとようやく峠を越える兆しが見えてくる見込みです。 明日12日(日)に一旦、小康状態となる九州などの雨は、週明けの13日(月)から再び強まるおそれがあります。13日(月)~14日(火)にかけて梅雨前線は日本海まで北上し、前線上を低気圧が進む見込みです。 低気圧の周辺には暖かく湿った空気が強く流入するため雨雲が発達しやすくなります。比較的短い時間ながらも、局地的に激しい雨の降る所があるため、新たな災害の発生に警戒が必要です。 15日(水)頃からは梅雨前線がしばらく本州の南の海上に停滞します。西日本、東日本で梅雨空が続くものの、日本上空まで湿った空気が流入しにくくなるため、雨が強まるエリアは限定的となる予想です。 一連の大雨から比較すると激しい雨の範囲や規模は縮小し、
梅雨前線に伴う記録的な豪雨が、日本列島を西から東に吹く「偏西風」が南に蛇行したことによって起こった可能性があることが気象庁の分析で10日、分かった。こうした状況は当面変わらず、梅雨前線の停滞も続くとみられ、同庁は通常は7月中・下旬とされる西日本の梅雨明けが遅れる可能性もあるとしている。 気象庁によると、3日から10日午前9時までの8日間の降水量は九州、四国、近畿で1千ミリを超える地点が発生。九州、四国、近畿、甲信、東海の幅広い地域で、この1週間だけで平年の7月全体の降水量の2~3倍となった。 気象庁の担当者は「これだけ長期間、広範囲で雨が続くのは異例」と口をそろえる。 気象庁異常気象情報センターによると、その主な原因の一つは偏西風の蛇行にある。偏西風は通常、中国大陸から日本列島に向かって西から東に吹いているが、7月上旬は朝鮮半島付近で南に蛇行。この影響で、普段は東西に伸びている梅雨前線が傾
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