元大阪府知事の橋下徹氏は、先月配信した論考「安倍総理よ、今こそ日本に『強い決断』を」の中で、新型コロナウイルスによる「日本人の死亡者数」に関して京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏に問い合わせたことを明かしている。そして、山中氏の返答を聞き「脳天に衝撃が走った」という。その時のやり取りがきっかけとなり、2人の対談が実現した。 山中氏は指摘する。日本人にはこのウイルスに負けない「ファクターⅩ」がある、と。ノーベル賞学者と元大阪府知事がコロナに勝利するための方程式を解く。/文・山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長)×橋下徹(元大阪府知事・弁護士) 科学者と政治家で議論を橋下 どうして橋下がノーベル賞の山中さんと対談を?と思う読者の方も多いと思います。実は、まだこんなコロナ騒動になる前に何度か大阪城近くの居酒屋でお酒を飲む機会があって、いつも酔っぱらった僕のダラダラした話を聞いていただいて
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