米CDC、ワクチン接種は「来年半ば」 トランプ氏「年内に1億人」と反論 2020年09月17日08時52分 16日、ワシントンで開かれた米上院小委員会で証言する米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長(EPA時事) 【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は16日の上院小委員会で、新型コロナウイルスのワクチンを国民に広く提供できるのは2021年半ばになると予想した。一方、トランプ大統領はこの日の記者会見で、「年内に少なくとも1億人分のワクチンを配布できるだろう」と表明。見解の違いが鮮明になった。 【特集】楽観できないワクチン・治療薬の開発 突然変異など謎多い新型コロナウイルス レッドフィールド氏は上院小委員会で証言し、今年11月から12月にワクチンが投与可能になると予想した上で「(開始直後は)供給が極めて限定され、対象を絞り込まなければならない」と指摘