2月25日、中小型液晶のジャパンディスプレイ(JDI)が米アップル向けシェア拡大を狙って新工場の検討を急いでいる。同社茂原工場で2013年6月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai) [東京 25日 ロイター] - 中小型液晶のジャパンディスプレイ(JDI)<6740.T>が米アップル向けシェア拡大を狙って新工場の検討を急いでいる。同社が大胆な液晶増産に動く背景には、急速に浮上しているシャープ<6753.T>との「液晶大統合」論を打ち消す思惑も透けてみえる。しかし、工場建設の投資負担をめぐるアップルとの交渉は厳しく、建設が実現したとしても「アップル依存」が一段と強まることは確実。JDIの賭けはまだ多くのリスクをはらんでいる。