ドイツの首都ベルリンにある州保健社会局(LAGeSo)の前で、電光掲示板に自分の番号が出るのを待つ難民申請希望者たち(2015年9月18日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【10月13日 AFP】ドイツ入りした難民申請希望者20人が12日、屋内滞在施設の提供など必要不可欠な福祉を受けるための迅速な登録を怠ったとして、同国首都ベルリン(Berlin)の難民登録センターを相手取り訴えを起こした。地元裁判所が明らかにした。 ドイツ各地の当局は難民の記録的な流入に対処しきれておらず、訴えを起こされたベルリン州保健社会局(LAGeSo)では、難民申請を希望する人々はしばしば数日間待たざるを得ない状況となっている。 同局を社会裁判所に提訴した難民申請希望者らは、これまで1週間待っているのに登録されていないために、難民センター内のベッドなどの福祉支援を受けることができず、冬が迫る中、