英マンチェスター自爆攻撃以来、多数の人々が現場近くの聖アン広場で花を供え、祈りを捧げる。訪問者の多くは、それがリチャード・コブデン像の足元だと気づかないようだ。コブデンは19世紀の自由主義者で、平和と自由貿易を擁護した。 コブデンらマンチェスター派の自由主義者が説いたとおり、平和と経済の自由はどちらか一方だけでは長続きしない。政府が国内で経済を規制すると、結果、勝者と敗者の対立を生む。そこで政府は外部の「脅威」に国民の注意をそらそうとする。 保守派は戦争と自由貿易の両方に賛成し、進歩派は両方に反対する。しかしこれはいずれも破綻する。コブデンら自由主義者は、戦争の繰り返しを避けるただ一つの方法は帝国主義に反対し、諸国間の平和な商取引を支持することだと知っていた。 Matthew McCaffrey, Manchester Liberalism is the Answer to Terrori