石井知章さんより、その編著になる明治大学現代中国研究所・石井知章・鈴木賢編『文化大革命 〈造反有理〉の現代的地平』(白水社)をお送りいただきました。 http://www.hakusuisha.co.jp/book/b307879.html 文革とは何だったのか?新資料により凄惨な実像を明らかにするとともに、日本の新左翼運動に与えた影響を再検討する。カラー図版多数 この本、なかなか多重構造なんですが、とにかく読んで一番衝撃的なのは宋永毅さんの「広西文革における大虐殺と性暴力」でしょう。 文革の後、現地調査の結果を詳細にまとめた膨大な報告書が作成されたのですが、その極秘文書に基づいて、文革中に広西チワン族自治区で起こった8万人を超える大虐殺の実態を描き出しています。 ・・・殺害方法は、叩き殺す、溺死、銃殺、刺し殺す、切り殺す、引きずり殺す、生きたまま肉を切り取る、撃ち殺す、首吊りの強要、追い
中国南部・広西チワン族自治区武宣の市街地を歩く女性(2016年5月8日撮影)。(c)AFP/GREG BAKER 【5月13日 AFP】中国では文化大革命(Cultural Revolution)の狂乱のさなかに恐ろしい「人肉宴席」の犠牲となった人々がいた。しかし、文革開始から50年を迎えた中国共産党は、当時の回想も、文革そのものや残虐行為についての歴史的評価も、包み隠そうと躍起になっている。 文化大革命は、大躍進政策(Great Leap Forward)で失敗し政敵打倒をもくろむ毛沢東(Mao Zedong)の主導で1966年に始まった。全土で暴力行為や破壊行為が10年続き、党主導の階級闘争は社会的混乱へと変貌していった。まだ10代の紅衛兵(Red Guards)たちは、「反革命的」だとして教師を撲殺。家族間で非難の応酬が起き、各地で激しい派閥争いも発生した。 だが、かつて毛沢東につい
菅野完に直撃!なぜTwitter永久凍結に? 理由の開示なき凍結は言論の萎縮を生む! 一方でヘイトスピーチ放置の矛盾 18万部超のベストセラー『日本会議の研究』の著者で、森友学園問題をはじめ、厳しい政権批判で知られる著述家、菅野完氏のTwitterアカウント(@noiehoie)が突然、「永久凍結」された。だが、Twitter社から菅野氏に対して事前通告や明確な説明はなされず、本人だけでなく、フォロワーや他のユーザーの間にも「理由も示さず凍結するのは不当な言論弾圧」「総選挙前に政権批判を封じる目的か」などと波紋と憶測が広がっている。 Twitterはその自由さ・手軽さの反面、ヘイトスピーチの横行や、特定アカウントに誹謗中傷や嫌がらせが殺到する炎上の頻発などが長年問題視されている。こうした攻撃的行為に関して、Twitterルールは、強烈な身体的脅迫 (直接または間接)/嫌がらせ/ヘイト行為/
傷ついてきた女性のために、男にとっての都合のいい女性像を描いたオタク向けのポルノじみたライトノベルやアニメは社会的に許されなくなって、 傷ついてきた女性のために、女性の性的価値を商品化したダッチワイフやAVや性産業は潰されて、 傷ついてきたゲイのために、イケメンゲイを商品化したBL作品が糾弾されて、 傷ついてきた性的弱者のために、おそ松さんや稲中卓球部なんて数年中に保毛尾田保毛男みたいな腫れ物扱いされるようになって、 ルッキズムに傷ついていた人のために歴史ある超人気作でもブサイクの誰も見たがってない恋愛に焦点当てられて、アナウンサーもブサイクだらけになって、 海外ドラマみたいに1作品に1回は特に意味もなくマイノリティ配慮用の同性愛者の熱愛シーン入れられて、 なんなら30年もすれば『嫉妬』『嫌悪』『奴隷』みたいな女偏が含まれた悪い意味の漢字がNGワードとなって別単語切り替わってて ついていけ
スマイリーの片木です。 本日、スマイリーのお知らせの方に、6月15日衆議院厚生労働委員会において、がん患者団体の方が参考人で発言された際に、国会議員から「いいかげんにしろよ」などのヤジが飛んだ件をご報告し、当該議員に抗議させていただきました。 (記事) http://ransougan.e-ryouiku.net/letter/20180621110612.html 先ほどいくつかの媒体で議員が謝罪をおこなったとの報道があったために当該議員のホームページをみて確認をいたしました。 (議員ホームページ) http://www.anamin.net/ まるでがん患者団体の参考人による喫煙者に対する不当な差別があったような書き方で、謝罪をしているとは受け止められない文章です。 そこで、衆議院厚生労働委員会6月15日の動画を確認し該当部分の文字起こしをいたしました。 なお、ほぼ動画を流しっぱなしで
「私自身こそが、女性差別に苦しんでたけどフェミニズムに救われたエビデンス(証拠)です」の意です ギャグだと思うでしょ?自分も思ったよ
こんにちは。たれ(甘辛い)です。今は訳あって、Twitterの方ではたれの風味が期間限定フレーバーになったりしていますが、甘辛かった人と同一人物です。 『幸色のワンルーム』という漫画とその実写化に関して、2つほど記事を書かせていただき、割と読んでもらったピンクのお化けです。 今回、『幸色のワンルーム』が、関西圏を除くテレビ朝日系列で放送を取りやめる決定をしたらしいので、それについて思ったことを書くだけです。 今もぐるぐる考えていてあまりまとまってないですが、それでもよければ読んでください。 ◇「幸色のワンルーム」放送取りやめるってよ「テレビ朝日、幸色のワンルーム放送取りやめ!?」 って喜んだのは、多分、たった30秒くらいだったと思う。 そのニュースが流れてきた時は「よかった」と、本気で思ったのだ。 『テレビ朝日 幸色のワンルーム放送取りやめ』みたいなニュースのツイートについた、多数の子ども
6月11日に放送された『NHKスペシャル』では「#不寛容社会」と題された特集が組まれていた。 昨今顕著になったいわゆる「不謹慎狩り」やスキャンダルを起こしたタレントや政治家に対する執拗なバッシング、理不尽ともいえるようなクレームから表現が自粛されてしまうことなどを取り上げ、それを「不寛容社会」と形容し、なぜそうなったのか、これからどうすべきなのかを討論するという趣旨だった。 討論には一般視聴者の他、宇野常寛、榎本博明、鴻上尚史、壇蜜、津田大介、デーブ・スペクター、中野信子、森達也らが参加していた。 自分の良心を汚したくないまさに苛烈なバッシングを浴びた佐村河内守をテーマにした映画『FAKE』が公開になった映画監督・森達也は現在の日本の社会をこのように分析している。 森:萎縮するから同調圧力がどんどん強くなる。みんなが右に行く、みんなが左に行く。そもそも均質な社会なんだけど、それがさらに加速
出版社と書店をつなぐ出版取り次ぎの業績が悪化している。配送コストの上昇のためで、取り次ぎ大手4社は出版社に対し、書籍の売り上げの分配割合の変更や、雑誌の配送コストの追加負担などを求め始めた。 最大手の日販は今年3月期決算(単体)で、創業以来初めて取次業で5億6千万円の営業赤字を出した。トーハンの取次業も5年ぶりの赤字に。最大の要因は配送コストの増加だが、背景には物流界の人手不足に加え、出版界特有の事情もある。長引く雑誌不況だ。 雑誌の売れ行きが良く、書籍をしのいでいた「雑高書低」の時代には、取り次ぎが週刊誌や漫画雑誌の発売日に大量の雑誌を一斉に全国の書店に届ける際、「ついでに」送ることで書籍の配送コストを吸収してきた。だが、2年前に書籍の売り上げが雑誌を逆転。雑誌の届け先だった書店が減るなどして、雑誌の流通網が弱体化。大量の雑誌の流通を利用し、全国津々浦々へ書籍を届けることが難しくなってき
人種差別的な投稿が問題となったインターネットの掲示板サイトに掲載された広告を、企業側が自主的に停止する動きが相次いでいる。セイコーエプソン(諏訪市)子会社のエプソン販売(東京)が今月1日に止めたのに続き、通信販売大手「カタログハウス」(同)、映像配信大手の「U―NEXT」(同)が20日までの信濃毎日新聞の取材に、広告を停止したことを明らかにした。 エプソン販売に続きカタログハウスが掲載を停止したのは、閲覧者を各社のホームページ(HP)に誘導する「バナー広告」。契約する広告代理店の提携先のサイトを訪問した人の好みや年代などをシステムが自動的に分析し、各社が求めている客層に広告を表示させる仕組み。広告代理店の複数の提携サイトに掲載される中、問題の掲示板サイトにも掲載されていると外部から指摘があった。 この掲示板サイトを巡っては昨年11月、ネット上の人種差別的な投稿をまとめた内容を掲載されたとし
早稲田大学の渡部直己教授がセクハラをしたという記事を読んで愕然とした。私は1997年からの2年間、近畿大学の大学院で渡部直己の授業に出ていた。修士論文の副査にもなってもらった。渡部直己は私の恩師である。修士課程を終えて、他の大学に進学して以降も、数年に一度程度だが会う機会があり、2011年から2年、事件の舞台となった早稲田大学文芸・ジャーナリズム論系で非常勤講師を務めるにあたっても、彼の口添えがあったのだと思っている(確認はしていない)。その意味で、私は渡部直己に近い人間であり、冷静かつ中立に語れる立場ではない。その旨はあらかじめ断っておきたい。 まず、今回のセクシュアル・ハラスメントに関してだが、弁護の余地はないと思う。大学院生と二人きりで飲みに行くというのですでに微妙だが、その場で関係を迫るというのは完全にアウトである。相手が学生でなければただのスケベ親父案件で済んだかもしれないが、教
ココの会話能力を否定したテラスにカウンターパンチを浴びせたのがパターソンなら、彼女をダウンさせたのは新たな参戦者トーマス・シービオク (Thomas A. Sebeok) です。マッチメイクしたのは懐疑論者マーティン・ガードナー (Martin Gardner)。ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌を舞台に繰り広げられました。 ガードナーという名前が何人も出てきますが、もちろん手話チンパンジーのワショーを育てたガードナー夫妻とは別人です。ややこしいので、今後はマーティンと呼びます。マーティンは、シービオクが類人猿への言語教育を批判する本の書評を寄稿したのでした。 シービオクは言語学者です…また文法がどうたらの話か?と思いきや、彼は言語学とは全く関係のない分野からパターソンと他の研究者たちを批判しました。そもそもサルが話す話さない以前の問題で、彼女たちがサルを相手にやっていることそれ自体
認知症の治療に日本でも使われている4種類の薬が、フランスで8月から医療保険の適用対象から外されることになった。副作用の割に効果が高くなく、薬の有用性が不十分だと当局が判断した。日本で適用対象から外される動きはないが、効果の限界を指摘する声は国内でもあり、論議を呼びそうだ。 仏連帯・保健省の発表によると、対象はドネペジル(日本での商品名アリセプト)、ガランタミン(同レミニール)、リバスチグミン(同イクセロン、リバスタッチ)、メマンチン(同メマリー)。アルツハイマー型認知症の治療薬として、これまで薬剤費の15%が保険で支払われていたが、8月からは全額が自己負担になる。 東京大の五十嵐中(あたる)特任准教授(医薬政策学)によると、フランスは薬の有用性に応じて価格や保険で支払われる割合を随時見直している。今回の薬は7年前にも専門機関から「薬を使わない場合と比べた有用性が低い」との評価を受け、保険で
HOMEBLINKS!【米国】レポート:銃規制を求めるデモ行進「マーチ・フォー・アワ・ライブス(私たちの命のための行進)」の群集の数は主流メディアの報道の数よりもはるかに少ない 土曜日の午後、ワシントンDCで3月の銃規制を求めるデモ行進「マーチ・フォー・アワ・ライブス(私たちの命のための行進)」に約20万人が参加したとCBSニュースが報じた。 この数字は、イベント主催者の予想された50万人を大きく下回っている。 有名人による行進と集会の直後、多くのニュース報道から最初に報告された数字よりも60万少ない。行進は 3rdストリートNNWと12thストリートNWの間のペンシルバニア大通りで正午から午後3時の間に行われた。 Covering the DC #MarchForOurLives with the tireless @alivelshi for @MSNBC. This is just
海面上昇など気候変動の影響を受けて将来に不安を抱える南太平洋の島嶼(しょ)国家を巡って周辺諸国のアプローチが盛んである。本来気候変動の原因を作った責任があるはずの諸大国が被害を受けている国々に救援の手を差し伸べ、その見返りに利益を得ようとする。これに対して、島嶼国側もされるがままにはなるまい (…) →
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