2019.10.16 シリア政府とクルドとの接近で米国のシリア侵略は大きな打撃 カテゴリ:カテゴリ未分類 トルコ軍がシリア北東部に攻め込む中、ロシア軍を後ろ盾とするシリア政府軍が北西部にあるマンビジュを制圧した。それまでアメリカ軍を後ろ盾とするクルドの武装集団が支配していたが、トルコ軍の攻撃を受けて政府軍に明け渡したのだ。 昨年春の段階でユーフラテス川の北側にアメリカ軍、イギリス軍、フランス軍は軍事基地を20カ所ほど建設していた。その多くはアメリカの基地だ。そのアメリカ軍がトルコ軍の攻撃を前に撤退した。 アメリカ、イギリス、フランス、サウジアラビア、イスラエル、カタール、そしてトルコがアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(イスラム国、IS、ISIS、ISILとも表記)を使ってリビアやシリアへの侵略戦争を始めたのは2011年春のこと。 リビアではその年の10月にムアンマル・アル・カダフィ体制