<ジャーナリストの安田純平が旅券発給を求めて国を提訴。同じくシリアで人質になった経験のあるフランス人記者が「戦場記者への支持」について語った> シリアで武装勢力に拘束され、2018年10月に解放されたフリージャーナリストの安田純平は今、パスポートの発給を拒否する国を相手取った裁判を、東京地裁に起こしている。3月3日の初弁論で、彼は緊張した様子で意見陳述書を読んだ。 「拘束中も帰国後もさまざまな事実誤認やデマ、ヘイトによる誹謗中傷が続いています。今でも『死ね』といった内容の匿名のメッセージやメールが送られてきます。そのため私は家族と安心して過ごせるよう海外旅行を計画し、旅券の発給を申請しました。しかし私の申請は外務省によって拒否されました」。 次回期日は5月の予定で、外務省がどう答えるか注目だ。安田の帰国時は解放を喜ぶ声が上がる一方、退避勧告の出された地域に入ったことで「政府に迷惑をかけた」
隔離ホテル倒壊、10人死亡 改装工事が原因か―中国 2020年03月08日18時21分 8日、中国福建省泉州市で、倒壊したビルから救出された男性(AFP時事) 【北京時事】中国福建省泉州市で7日夜、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した人の隔離施設として使われていたホテルの入るビルが倒壊した事故で、中国政府は8日午後4時(日本時間同5時)までに10人の死亡を確認したと発表した。取り残された71人のうち48人が運び出され、残る23人の捜索が続いている。このほか9人は自力で脱出した。 〔写真特集〕中国・泉州市でホテル倒壊 8日記者会見した市の説明によると、倒壊したビルは2013年に建設された高さ22メートルの7階建て。4~6階を占める66部屋のホテルは18年に開業した。事故発生時、ホテルにいた経過観察対象者は58人で、ウイルス検査では全員陰性だったという。 ビルは7日午後7時(同8時)すぎに突
<感染を恐れて中国人労働者が集まらないのを補塡するため、各地の工場にウイグル人が派遣されている> 世界のトップ企業に供給される部品を製造する中国の工場では2017年から19年にかけて、新疆ウイグル自治区の収容施設から移送された8万人ものウイグル人が強制労働させられている──。シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所が3月1日に発表したレポートが世界に波紋を広げている。 レポートはウイグル人の強制労働が行われているのは「アップル、BMW、ソニー」の関連工場だと言及しているが、この動きは新型肺炎の拡大後、違う形で加速している。 同自治区のニュースサイト「天山網」は3月4日、「私たちは元気で暮らしています──新疆生まれの労働者たちの声」と題する記事を配信した。それによると「2月23日、97人の若者が専用機でアクスから杭州に行き、杭州日月電器有限公司で働くようになった」。この工場は電気コネクタな
「話し上手は聞き上手」などとよく言われるが、物事の本質の多くは、その行為の内部ではなく外側に潜んでいる。生物学の分野に今、急速に訪れている変革も、それと近いものがあるだろう。 生物の研究者ならずとも、「人間とは何か」ということを深く理解したいと願うのが人間の常だ。だがここで重要になってくるのは、理解するとは何かということの定義である。 かつてリチャード・ファインマンはこう言った。 自分で作れないものを、私は理解していない。 この実に工学的な思考が、2000年以降の生物学を席巻しており、それが新しい分野として結実し始めているのだ。本書は今、最も勢いのある科学分野と言われる「合成生物学」の最前線を、毎日新聞科学環境部記者・須田桃子氏の取材により様々な角度から描き出した一冊である。 合成生物学の大きな流れの一翼を担ってきたのは、トム・ナイトやドリュー・エンディといったMITの工学者たちである。生
■ 関連タグ ザンビア 中国とアフリカの関係 宮地貴士 新型コロナウイルス 水際対策 経済的ダメージ 秋田大学医学部医学科5年 宮地貴士 2020年3月9日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 現地で最も読まれている新聞、Zambia Daily Mail の広告欄にはウイルスの画像と共に簡単な解説が連日取り上げられている。そこには、中国で始まったことや生きた動物が売られていたマーケットが感染源だったこと、症状や世界的な広がりについて言及されている。だが、実際に症状を疑った際の医療機関のかかり方や予防法については書かれていない。 同紙の2月28日の社説ではサブサハラアフリカで初となるナイジェリアでのコロナ感染を受け、より一層水際対策に注力するように書かれていた。また、現在は1つしか用意されていない隔離施設を増やすことも提案されていた。新聞広告もそうだが
イギリスのユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)などの科学者による研究チームが、バクテリアに対する攻撃性を持つ大きさ20ナノメートルほどの微細なタンパク質「人工ウイルス」の合成に成功したことを発表しました。 BACTERIOPHAGES OF THE URINARY MICROBIOME http://jb.asm.org/content/early/2018/01/10/JB.00738-17 Synthetic ‘virus’ to kill bacteria http://www.ucl.ac.uk/news/news-articles/0118/230118-synthetic-virus UCLとイギリス国立物理学研究所(NPL)による研究チームが開発したのは、中空構造を持つ大きさ20ナノメートルほどのタンパク質の組織とのこと。この組織は、自然に存在しているウイルスの外側
■生物・化学兵器の世界的権威・杜祖健氏 河添恵子氏と対談 中国発の新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、安倍晋三政権は9日、中国と韓国からの入国制限を強化した。イタリアや韓国で、感染者や死者が激増するなど、世界は「パンデミック(爆発的大流行)」直前といえそうだ。こうしたなか、毒性学や生物兵器・化学兵器の世界的権威である、米コロラド州立大学名誉教授の杜祖健(アンソニー・トゥー)氏(89)が緊急来日した。台湾出身で、日本滞在中には安倍政権中枢との面会も検討されている。ユーチューブ「林原チャンネル」で8日、新型コロナウイルス問題を徹底追及してきたノンフィクション作家の河添恵子氏と対談し、未知のウイルスの最新情報や、日本の対応について語った。
古い話も今の話も、それでもやっぱり、ずっと日本! Truly, honestly, DEEPLY JAPAN! 金曜から怪しい気配が濃厚だった市場は、週明け、まずはアジア市場で大乱闘といったところ。 日経平均、午前終値1276円安 1年2カ月ぶり2万円割れ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56548360Z00C20A3I00000/ 9日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、取引時間中として2019年1月7日以来、約1年2カ月ぶりに2万円を割り込んだ。午前終値は前週末比1276円68銭(6.15%)安い1万9473円07銭だった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大懸念から外国為替市場で円相場が一時1ドル=101円まで上昇し、日本企業の業績への懸念が高まった。原油価格の急落も投資家心理を悪化させている。 原因はコロナウィルスによる経済の停
米軍当局者は9日、欧州に駐留するクリストファー・カボリ陸軍司令官が新型コロナウイルスに感染した可能性があると発表した。写真は訓練に参加する米兵。2017年10月、ドイツのホーゼンフェルトで撮影(2020年 ロイター/Michaela Rehle) [ワシントン 9日 ロイター] - 米軍当局者は9日、欧州に駐留するクリストファー・カボリ陸軍司令官が新型コロナウイルスに感染した可能性があると発表した。エチオピアから先月帰国し、検査が陽性になった海兵隊員1人が、国防総省近くにある国防安全保障協力局(DSCA)で勤務していたことも明らかにした。 カボリ司令官は6日のドイツでの欧州陸軍司令官会議に参加。写真ではカボリ氏はイタリアの将校の隣に座っている。ロイターはその将校の顔や名前を確認できていないが、これと別に8日、イタリアのサルバトーレ・ファリナ参謀総長の感染を報じた。米陸軍はカボリ司令官を感染
新型コロナウイルス対策についての安倍総理の記者会見をきっかけに、事前にやり取りが決められた総理大臣の会見の在り方を変えるための署名活動が始まっている。呼びかけたのは新聞労連の南彰委員長。署名はオンラインで集めるもので、当初の予定だった1万を超えた。南委員長は署名の狙いは「報道機関を変えること」と明言した。 署名を呼び掛けるオンライン・サイト「十分な時間を確保したオープンな「首相記者会見」を求めます!」とする署名活動がオンライン上で始まっている。 十分な時間を確保したオープンな「首相記者会見」を求めます! 新型コロナウイルス対策に関する安倍総理の記者会見が事前に質問が提出され安倍総理が答弁書を読むだけだったことに加えて、江川紹子氏などが「まだ質問が有ります」と呼びかけても打ち切られたことで、総理大臣の記者会見への批判が高まっている。署名活動は、自由な質疑を行える首相会見を求めたもので、署名者
「新型コロナウイルス対策で助成金が出ているので銀行口座の登録が必要だ」という、うその電話が東京都内でかかっていることがわかりました。都内でこうした不審な電話が確認されたのは初めてで、警視庁は新型コロナウイルスへの不安につけこんだ新手の詐欺とみて注意を呼びかけています。 職員を名乗る男は「手続きのために銀行口座の登録が必要だ」として、近くにATMに行き、銀行の担当者のものだとされる電話番号に連絡するよう指示されたということです。 男性は指示されたとおり、銀行の担当者のものだとされる電話番号にかけましたが、ATMの操作方法がわからなかったため、パトロール中の警察官に声をかけ、詐欺の電話だとわかったということです。 警視庁は、その後、男性に現金を振り込ませようとしていたとみています。 都内でこうした不審な電話が確認されたのは初めてで、警視庁は新型コロナウイルスへの不安につけこんだ新手の詐欺とみて
皇室の護衛や皇居の警備を担う皇宮警察本部で、警察学校の校長らが懇親会などの席で未成年の護衛官らと繰り返し飲酒していたことが明らかになり、校長をはじめ関係した幹部や護衛官ら30人前後が近く処分されることがわかりました。 関係者によりますと、去年6月、実習先だった栃木県の那須御用邸の敷地内にある施設で行われた懇親会など、この1年間、校長や教官、それに新任の護衛官らが同席する場で未成年による飲酒が繰り返されていたということです。 那須では男女4人の護衛官が、酒を飲んだあとみだらな行為に及んでいたこともわかったということです。 皇宮警察本部はことし1月、内部からの指摘をきっかけに調査を始め、関係した幹部や護衛官などから聞き取りを行うなどしてこうした事実を把握し、近く警察庁とともに、校長や教頭、教官、それに酒を飲んだ未成年の護衛官ら合わせて30人前後を処分する方針です。 また皇宮警察本部では、天皇ご
冬を代表する味覚の1つ、トラフグ。 中でも、オスの精巣である白子は、とろとろの濃厚な味わいが魅力ですよね。 この白子を売りに産地としての知名度を高めようと、ある養殖技術が長崎で開発され、今シーズンから出荷が始まりました。白子が、私たちにとって身近な存在になる日は訪れるのでしょうか。(長崎放送局記者 保井美聡) フグ刺しにフグ鍋、フグのから揚げ、焼きフグ、さらには希少部位の白子やひれ酒まで。なかなか手は届かないものの、誰しも一度はおなかいっぱいになるまで食べてみたいと思うフグ料理。 フグの消費量が全国で最も多い大阪の料理店で、フグの産地について尋ねてみると、お客さんから挙がったのは、「下関」や「山口」。 確かにフグの取扱量は、山口県が全国一。ただ全国一の“産地”となると、実は長崎県なんです。 おととし(平成30年)の長崎県の養殖フグ生産量は2300トン余り。全国の生産量の半分余りを占めていま
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