コンビニ各社は大きな過渡期を迎えています。コロナの影響でオフィスなど都心部の需要が減少したあおりを受けました。また、各社の店舗網拡大によって国内市場が飽和しつつあることから、不採算店舗の撤退を進めるなど、収益性を改善しています。 コンビニは各社ともFC(フランチャイズ)中心の事業展開であり、FC店をどれだけ獲得できるかが、業績向上において重要な要素です。FC店舗側の視点では、ミニストップは大手3社にブランド力が大きく劣ることから、なかなか選ばれにくいチェーンと考えられます。加えて、業績不振が続く近年はさらにFC店の獲得が難しくなっているはずです。 ミニストップといえば、以前からイートインに力を入れています。ソフトクリームを中心としたファストフードの販売や、店舗によっては総菜なども取り扱っていて、店内調理に大きな特徴があります。 しかし、近年は他社もイートインを拡充しています。店内調理以外の
![売上大幅減なのに6年ぶり最終黒字 ミニストップ浮上のカギは「トップバリュ」と「ベトナム」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8dfe2f440fe3d42bfa69059a996e91e6af8aa90b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F2304%2F28%2Fcover_news083.jpg)