東京都豊島区のサーバー管理会社が他人のIDでインターネットに不正接続した事件で、警視庁は23日、この会社の中国人社長、劉傅聞被告(34)(不正アクセス禁止法違反で公判中)がサーバー用のソフトを違法にインストールしていたとして、著作権法違反容疑で再逮捕した。 同庁幹部によると、劉被告は2012年11~12月、同社の管理サーバーに、違法サイトから入手した基本ソフトウェア(OS)「ウィンドウズサーバー2003」を不正にインストールし、米マイクロソフトの著作権を侵害した疑い。 同庁は、劉被告が約2000台分を不正利用していたことを確認しており、著作権侵害の被害総額は約10億円に上るとみている。