上田市武石地域の有志でつくる「信州たけしのロマンと魅力を掘り起こし発展させる会」は16日、同地域の巣栗渓谷で遊歩道を整備した。自然を満喫しながら歩けるコースを整え、地域の観光振興に役立てる。同地域の活性化に取り組む長野大(上田市)環境ツーリズム学部の松下重雄教授のゼミ生7人も協力した。 会員や学生は伸びすぎた草を刈り、行く手をふさぐ枝を切りながら進んだ。渓谷を流れる武石川の眺めが良くなることも意識した。作業後には実際に遊歩道を歩き、ごみ拾いをしながら歩き心地を確かめた。長野大3年の関綾音さん(20)は「武石に自然を楽しめる場所があることを知ってもらえるように、広報活動もできたらいい」と話した。 同会は、観光客を誘致して地域の活性化を図ろうと2021年に設立。今秋には今回整備した遊歩道を活用し、ウオーキングイベントを開く予定だ。事務局の中沢信敏さん(50)は「観光客を受け入れる環境整備を今後
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