10月22日、サンパウロモーターショー12のプレスカンファレンスに出席したホンダの伊東孝紳社長は、軽オープンスポーツ『ビート』の後継車について「多くの販売が見込める車ではないことは理解しているが、(ビートの後継車は)絶対に出す」と明言した。 ビートは1991年の発売以来、軽自動車としては珍しいMRオープンスポーツカーとして人気を博していたが、軽自動車規格の変更などに伴い1996年に生産を終了していた。しかし、2011年にはビート誕生20周年を記念した純正用品がホンダアクセスより発売されるなど、根強い人気を誇っている。 伊東社長は9月24日に行われた会見で「アグレッシブな走りを実現する軽自動車のオープンスポーツカーを、2014年に発売する」と述べていたが、今回の発言はその強い意志を表すものとなった。