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ブックマーク / www.ebook2forum.com (9)

  • DRMは何のためにあるか

    来る5月4日、「国際反DRMデー」(International Day Against DRM) というイベントが計画されている。主催者は大手メディア企業やIT企業によるDRMに反対する DefectiveByDesign というグループで、今年で3回目になるが、コンピュータ・ユーザーの自由を促進するための市民団体として有名な Free Software Foundation (FSF)のキャンペーンだ。他方で「知的所有権保護」は米国や日政府が掲げる錦の御旗となっており、DRMをめぐる問題は、一見すると宗教論争のようにも見えてくる。 だが、どうもそうではなさそうだ。実態を知るほど、DRMのRはRightsでなくRestrictionだ、という批判論のほうに理があると思えてくる。 E-Book DRMは消費者/読者の「固有の権利」を制限 同じコンテンツを異なるハード/ソフト環境で利用できる

    pc4beginner
    pc4beginner 2011/04/18
    電子書籍をいざまとめようとすれば、権利者がそう言いたくなる気持ちは分かる。でも、書籍が有している「知の共有」という視点を考えると難しい。娯楽作品はその限りではないけど。
  • 編集2.0:(1)デジタル時代の編集と編集者

    これまで、E-Bookについては「電子」の部分にフォーカスされたことで、「文系」意識の強い編集者は疎外感を味わってきたと思う。しかし、出版において誰のために何を作るのかは、もっぱら編集にかかっており、編集者が気で関わらない限り、電子化で生まれる価値は利便性でしかない。しかし、編集者の仕事とその価値はデジタル時代にこそ飛躍の機会を得る。またデジタル技術によって均衡が壊れた出版の経済性、社会性、文化性を再建しなければ、多くのものが失われる。デジタル時代の編集を再定義・再構築するのは、この歴史的過渡期における編集者の使命であると思う。 「EBook2.0研究講座」セミナーの第2期は、「編集2.0」からスタートする。これはテクノロジーやマーケティングよりは難しいテーマだ。ePUBや価格モデルとは次元が違う。「編集2.0」では編集とデジタルに関わる様々な課題を整理することから始めたいと思うが、まず

  • ドイツテレコムがE-Bookプラットフォーム進出 – EBook2.0 Magazine

  • WebとE-Bookの融合を進めるePUB 3最終段階 – EBook2.0 Magazine

    IDPFは2月15日、ePUB 3の公開ドラフトをリリースした。JEPAの村田真氏を含むEpub Working Groupの7ヵ月にわたる作業の成果で、5月の正式版に向けての課題をほぼクリアしたことになる。IDPFではパブリックコメントを募集するが、これを元にePUB 3対応ブラウザの開発が可能であり、春を前に試行版が続々登場するものと期待されている。すでにデフォルトの標準となり、「中間フォーマット」としても使われているePUBだが、この第3世代が日での格デビューとなるだろう。影響は計り知れない。 ePUBは、HTML5、CSSSVG、画像その他のリソースで構成されるWebコンテンツを構造的、意味的に拡張したデジタル出版物ないしドキュメントを表現、パッケージ化し、コード化するための方法を定義したもので、第3世代となるePUB 3は、ePUB出版物の主要部品を定義する4つの仕様から構

  • “ブーム”に沸く米国出版界のリーダーたち – EBook2.0 Magazine

    米国出版界はデジタルブームに沸いている。フォレスター社の調査によると、出版社トップは2014年末までに、E-Bookの販売額が全書籍の半分を占めるようになると予想、それが出版社の経営にとっても好ましいことと考えている。たった1年前の不安は吹き飛び、自信満々なのだ。これはむしろ危ない。まだデジタル革命の第1幕で、読者、著者、出版社に有利にしてデジタルが定着するようにアマゾンが演出しているからだ。これはイノベーションの第1幕ではよくあることだ。当面、出版社には嬉しい局面が続くだろう。しかしその先には…。その検討に入る前に、まず数字を確認しておきたい(要約はTeleRead, 01/25による)。 大手出版社のデジタル・ユーフォリア 今週(1/21-26)ニューヨークで開催されているDigital Book World(DBW)において、市場調査会社フォレスター社のアナリスト、ジェームス・マッキ

    pc4beginner
    pc4beginner 2011/01/30
    アメリカのサンプルが日本ではどう当てはまるのか、これからの経緯を見ておかないと。
  • Kindleで「無料」を謳歌するウラ技 – EBook2.0 Magazine

    Kindle Storeには原則として無料のは置いていないし、数百万点に達する著作権切れKindleでは読めない、ということになっている。しかし、E-Bookのフォーマットの違いもDRMも、もはや障害にはならない。Kindleファンのブログ、Kindle Nation Dailyのスティーブ・ウィンドウォーカー編集長が書いたKINDLE FREE FOR ALL ($2.99)を読めば、KindleKindleアプリを使って各種の無料コンテンツを好きなだけ読むテクニックを教えてもらえる。発売早々、Kindleストアでも62位にランクされている。 Kindleは$139/189と最も安く、通信環境も整い、かつ1,000万台以上も普及しているE-Readerだが、唯一の欠点とされていたのが、PDFを除き、無料のE-Bookが読めないことだ。もちろんMobi系のAZWとePUBの間にたい

    pc4beginner
    pc4beginner 2011/01/30
    こういう本が売られるKindleのマーケットの懐の深さに敬意を表して。こうじゃないと面白くないよw
  • E-Book“ソーシャル図書館” eBookFling – EBook2.0 Magazine

    米国のブックレンタル会社BookSwimは、eBookFling.comというサイトを立ち上げ、読者がKindleやNookの貸出し機能を「スワップ」することを可能にするサービスを開始する(現在はベータ版)。同社では「Netflix」と称している。サインアップは簡単で参加は無料。自分のE-Bookをライブラリに登録し、KindleとNookから共有したいを登録することでeBookFlingから無償で借り出す権利を得る。カタログから他のメンバーが登録したものをブラウズして選択し、ダウンロードする。これはKindleやNookのサービスをソーシャル化したものだ。 Kindle、Nookを拡張したE-Book無料レンタル E-Bookについてのユーザーの不満で最大のものは、紙ので当たり前のこと(立ち読み、貸借、譲渡、売り買い)ができないことだ。コンテンツはユーザーの所有に属さない、とされ

    pc4beginner
    pc4beginner 2011/01/30
    なにこれ面白い!!
  • デジタル出版革命仮説:(4) 7つの勘違い

    どうも日の勘違いの最たるものはiPad狂想曲に集約されているようだ。幻惑されるのも無理はないが、やはりまず普通のを読むためのものをさっさと出すべきだった。安ければ、コンテンツなど青空文庫で十分で、あとはPDFやePUBの自主出版物、自炊物が増えるだけでも文化的・社会的なイベントになったと思われる。それもこれも、読書家や書店、プロの編集者など出版市場の主役たちを無視してコトを運んだバチが当たったのだと言えないこともない。2011年からは出版社以外のチャレンジが始まるだろう。創造的な競争を期待したい。 道具は使いようで使えない 勘違いその4:道徳主義で出版社を泣かせたiPadの元年を一身に背負ったiPadでしたが、何度も強調しているように、これはメディア・タブレットで「読書端末」ではありません。この勘違いは、かなり市場へのダメージが大きかったと思います。通常の読書には過剰、アプリ型の

  • Notion Ink社製iPadキラー1号機が6月登場

    iPad に欠けているものは、ハード的には沢山ある。USB、フラッシュサポート、そして電子ペーパー…。これがどうしても気になる人のための製品は、これから続々登場してくる。最も注目されるのは、電子ペーパーモードと、動画表示も可能なカラーモードを切替えて表示できるPixel Qi製デュアルモード・ディスプレイを使用、高速フラッシュ再生をサポートする機種。6月に登場するNotion Ink社のADAMは、純粋にハード的にみる限りiPadキラーという資格は十分だ。 ADAMのディスプレイ(1024 x 600)は、直射日光の下でも読めて消費電力の低い電子ペーパーモードと、動画表示も可能なカラーモードを切り替えて表示できる。前者の白黒表示時の電池寿命は160時間とKindleなみ。カラーでも16時間のHDビデオ再生が可能だ。もちろんUIはマルチタッチ式のスクリーン。Notion Ink社の特許技術

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