昨今、人工知能という言葉をよく耳にするようになったが、最新のテクノロジーをビジネスにつなげるためには越えなければならないハードルがある。科学界と経済界双方のニーズを満たし、新たなビジネスを生み出すためにはどうすればよいのか。Recruit Institute of Technology 推進室の室長を務める石山洸氏による連載の第2回。 現在の人工知能ブームは アルゴリズムの進化のみでは語れない 前回は「レーズンパン人材」の重要性、そして、レーズンパン人材を獲得するための戦略策定のフレームワークについても説明した。では、レーズンパン人材はどこからやってくるのだろうか。 石山 洸(いしやま・こう) Recruit Institute of Technology 推進室 室長 2006年、東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻修士課程修了し、リクルート入社。インターネットマーケテ