ドイツは単独政権を作ることが難しく、緑の党が政権に加わった際に 2020年頃までに原発を廃止すると決めざるを得なかったのです。 そして風力発電、最近は太陽光発電に熱心ですが、電力会社は、 その度にバックアップ電源として自国にある豊富な質の悪い石炭 (褐炭、泥炭)火力発電所建設を余儀なくされ、過去5年で電気代が 2倍となり、多電力消費産業(アルミニウム製錬等)は国外に 工場を移転し、雇用問題にもなっています。また、フランスから 大量の電気を購入していますが、フランスの発電電力量の80%は 原子力です。原子力反対と言いつつ、他国の原子力による電力を 購入している矛盾は常に問題とされるところです。メルケル首相自身も 原子力発電を継続、発展すべきと考えていますが、単独政権でない ためできないのが現状です。 日本は、ドイツのように石炭もなく、エネルギー自給率が僅か4% で、エネルギー消費の80%以上